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勉強法 〜効率的な反復〜

効率とは

別の記事で勉強の基本的な考え方
勉強法 〜はじめに〜
勉強法 〜やる気〜
を書きましたが、ここでは具体的にどのように進めていくのが良いかを書きます。

「なるべく既にできることはやらずに、できないことを、なるべく高い強度で、できる限り回数をこなす。」これが効率のいい勉強法と考えます。
「効率が良い」というのは、
この「できることをやらずに、できないこと」ができている状態のことです。

例えば、高校生が数学の勉強をしようと思った時に、既にできる一桁の足し算の問題を全く悩まず30分解いて、1回で100点取ってから、難しい問題を解き始める。

これは効率が悪い勉強法と言えます。
絶対にできるとわかっている問題を解いて時間を使うことが効率が悪いのです。

ですから、
「今、自分は何ができて、何かできないかを把握しておくこと」
が効率を上げるために必要不可欠なのです。

では、効率を上げるためにはどうすればいいでしょう。

効率を上げるために

複数の分野がある場合

たとえば、学校の教科、
国語、数学、理科、社会、英語
また、一つの分野でも、細分化されている場合
単語、文法、リーディング、リスニング、ライティング

① 1日で全部の分野を少しずつやって5日間やる
② 1日に1分野、5日間とも別の分野をやる

同じ時間、同じ量やったとしたとき
②の方が効果が高いとのことです。

おそらく、分野の切り替えに割く労力がなくなり、1つに集中することで自然と強度が上がるということでしょう。
ただ、やる気やモチベーション維持のために分野を変えるというのは良いと思います。一つの分野だと2時間やっていられるものが、二つにすると3時間やっていられるのなら分野の切り替えは効果的です。

基本的には1つずつ。
やる気維持のための切り替えであればうまく使いましょう。

アンダーラインの引き方 1

アンダーライン、特に蛍光マーカーの使い方には2種類あります。
ひとつは事前準備として資料等に引く場合もうひとつは覚える時に引く場合です。。
多くの人は、資料に引く場合の引き方しか使っていません。これを使い分けるだけで仕事効率、勉強効率、トレーニング効率は格段にあがります

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