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やめること

気づいたらまた1ヶ月経ってしまった。
いろんなことがあった1ヶ月間で、いろんなことをたくさん考えた。

高校一年生から仲が良かった友達と、あまり良くない想い出を残してしまった。
内定式のようなもので新しい人たちに出会った。
派遣の仕事に受かった。
アルバイトを辞めようと思った。
彼氏と喧嘩が増えた。
携帯電話が一年経たずに壊れた。

自分はもしかして本当に人との関わりが苦手なのではないかと本気で考えるようになった。たくさんの人に相談した。
ただ優しいだけの人は舐められる人になりやすいらしくて、私はそのうちのひとりだと最近ようやく気づいた。

人にばっかり優しくしないで、まずは自分に優しくして、自分を1番大切にして、もっともっと自分はどうしたいのかを、人任せにせず楽ばかりしないで考えなければいけないのだと思った。

だけど、私は人のために何かをしたいと思うし、人に期待をしたいし、人に期待をされていたいと思ってしまうのだけれど
この考え方はあまりにも生きづらい人生にしてしまうのだろうなと理解した。

友人とは、しばらく自分から連絡をしないことにした。
アルバイトは、可能であれば年内で辞めることにした。

大学一年生から今まで、ずっとアルバイトのことを考えてきて、ずっとずっと頭の中にいて、でも環境が合わなくて、うまくいかなくて、苦しくて仕方がなくて、
もう解放しても良いのではないかなと思った。

ずっと私は卒業まで働くのが当たり前で、それ1番楽しくてで幸せな道だと信じていて、辞める勇気がなかったのだと思う。

辞めるのは良くないことだと思っていた。継続の先に絶対何か光るものがあるはずだと信じていたのだけれど、それはしっかりと正しい道で努力を重ねた場合に限るのだと思った。自分に合わない環境で、もがいて苦しんで心を傷つけていても、最後に残るのは悔しさなのだと思う。私は決断力がなかった。「辞める」という決断から逃げていたのだと思う。


過去を思い出して泣いてしまう。
友人との昔のラインは楽しそうだった。新しい発見が毎日あって、初めての経験を一緒にたくさんした。
昔のアルバイトの写真を見て、確かに私は頑張っていたし、この人たちと一緒に頑張るんだと思っていた。でも誰ももう残っていなかった。私は自分の居場所を守ることができなかったし、協力して作り上げていこうという意識が足りていなかった。
彼氏との昔のラインも、今とは全然違った。どちらがいいのか私にはわからないけれど、過去は絶対に戻ってこないことは確実だった。

自分の手元にあったものが、なくなっていくのが辛い。
新しい出会いを経るたびに同時に手元からたくさんのものがこぼれ落ちていってしまうような気がする。

想い出を美化して抱きしめてはいけないのだとも、思う。
だけど電車で泣いてしまうくらいには時の流れが辛いなと思った。感受性豊かだなと思った。びっくりする。

失ったり得たり本当に忙しいのだけれど、その中で幸せが絶対にあって、それを幸せだと気づけていたいね、と友人に言われた。私はずっと同じことでくよくよしている。

どんなに過去を振り返っても、帰ってくることは絶対にないし、幸せは過去じゃなくて 今に絶対 絶対あるのだと信じたいと思った。


これからは、自分の心を抱きしめて、自分が大好きなものに囲まれて生きていく努力をしたいと思うし、もう少し自分のことを好きになりたいと思った。嫌なことを我慢して続けていてはダメなんだ。もっと自分の向き合わなければ。と思った。

いま、人生の転換期。
自分のことを大好きな自分になりたいから、「辞める」という決断ができる人になろうと思う。
まずはとことん過去を慈しんでから、目の前の幸せを探しにいこうと思う。



お兄ちゃんからの就職祝い


友人がチケットを取ってくれた

お兄ちゃんから就職祝いを貰った。高い予算を提示してくれたのだけど、身の丈にあったものにした。お金動くの怖いし、、。本当に欲しい高いものは、いつか自分で手に入れたい。
お兄ちゃんが私の彼氏に、私は何も考えてないように見えるけど意外と苦労してていい子だよと伝えていた。私は本当に何も考えていないように見られて舐められやすいから、ちょっとうるっとした。

久しぶりにあった友人とキンキブーツを見にいった。お金を返し忘れた。
メンタルやられすぎてて泣く場面じゃないとこで大号泣して気まずかった。話は面白かった。ハイヒールが欲しくなった。赤いブーツ。


今日、本当に久しぶりにあった友人にこれまでのいろんな話を相談したら、
あなたは魅力的なのに!大丈夫だよ。と言われた。頑張る。


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