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おてんば末っ子の私が人生の目標ができるまで

インテリアデザイナーのMaokoです。
私には、「保育園や幼稚園、教育施設の内装をデザインするプロジェクトに関わる」という目標があります。

今日はその「目標ができるまで」を書きます。

最初の記事の「はじまり」でも書いているように私は今年4歳になる娘がいます。転勤等もあり4歳の娘はすでに4つの園を経験してきました。
その中で体調を崩して熱が出て、登園不可のときがありました。
私は、営業職で東京で仕事をしていたため、実家を頼ることもできず、
どうしても初回のアポイントを外せなかったため
どうにかこうにか「病児保育」に預けることにしました。

先生はとても穏やかそうでいい感じでしたが、
アパートの一室のような環境に唖然としました。

もちろん先生が良さそうだったのが救いでしたが
飲み屋街やパチンコ屋さんを通り抜け、病児保育のあるアパートの階段を昇り、熱で鼻水じゅるじゅるの娘を抱えて中に入りました。
雨も降っていた日。

「安心してお仕事してきてくださいね。何か悪化したりしたときはすぐにご連絡するようにしますから^^」と優しく声をかけてくれる先生。

ふと中に目をやると、水回りもかなり古く、
床や畳もなかなか年期が入っていました。

「すみません。なるべく早く帰るので、どうぞよろしくお願いいたします。」
と仕事に向かいました。

そしてその日を何とか終え、お迎えに行きました。
母の日が近い日だったからか、先生と紙でカーネーションを作ったそうでそれを娘が持ってきてくれました。
「ママ、いつもありがとう」と書いてあるカーネーションを見て
緊張感の糸みたいなものが切れたかのように、
号泣してしまい、そこにいたおばあちゃん先生にも私の方が心配されてしまう始末…

仕事で申し訳ない…そんな気持ちともっと環境的にもどうにかできなかったのか。。。と思っている自分がいました。

環境づくり、場づくりに対してもっとお金をかけたらどうかと言いたいのではなく
ニトリ・IKEAでもいいからもうちょっと内装をどうにかできる…
保育の現場は内装なんて言ってる場合ではない部分も
預ける親としては知っていますが、
もう少しどうにかできる…

こういう場所こそ、親も子も安心できる空間づくりが必要だ…

「そういうことができる人になりたい」「どうにかしないといけない」

という気持ちが強くなったのでした。

成長したいと思う企業さまのオフィスや、店舗の内装をできる人になる、
自分が関わったプロジェクトのお店などに娘と一緒に行くこと、
そしていつか恩返しも兼ねて、そういう保育現場などの場づくりをしていきたいと思っています。

そして書いている中でさらに気づきました。
私は空間作りをしたいというより
コミュニケーションが生まれるような、「場づくり」をしたいのだと。

勇気を出してnoteを書いてみてよかった笑
次は生き方、仕事感などにおいて目標である「ロールモデル」3名について書いていきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

では、また次回のnoteで👋🏻



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