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よろづ萩葉@古典Vtuber
2024年6月26日 20:23
こんよろ!よろづの言の葉を愛する古典Vtuber、よろづ萩葉です。今回は枕草子より、大河ドラマ「光る君へ」でも登場した清少納言と藤原公任の共同作「空寒み花にまがへて散る雪に少し春ある心地こそすれ」のお話です。二月つごもりごろにこのエピソードは枕草子「二月つごもりごろに」の段に登場します。人物紹介「公任の宰相殿」藤原公任和歌、漢詩、管弦に優れ「三船の才」と言われました。当時の歌壇の
2021年7月20日 00:01
こんにちは、よろづ萩葉です。YouTubeにて古典の解説をする万葉ちゃんねるを運営している、古典オタクVTuberです。ここでは、枕草子の一節『中納言参り給ひて』の内容解説を記していきます。現代語訳 中納言が参上なさって、(中宮定子様に)扇を差し上げなさるときに、 「私、隆家は、すばらしい扇の骨を手に入れております。それに(紙を)張らせて(定子様に)差し上げようと思うのですが、ありふれた
2021年8月27日 16:22
こんにちは、よろづ萩葉です。YouTubeにて古典の解説をする万葉ちゃんねるを運営している、古典オタクVTuberです。ここでは、枕草子の一節『雪のいと高う降りたるを』の内容解説を記していきます。原文 雪のいと高う降りたるを、例ならず御格子参りて、炭櫃に火おこして、物語などして集まり候ふに、「小納言よ。香炉峰の雪いかならむ」と仰せらるれば、御格子上げさせて、御簾を高く上げたれば、笑はせ給