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【中学受験】子供と一緒にどんどん映画やテレビを観よう!

コロナ禍でなかなかお出かけができなくなって1年。
中学受験も控えているのでそんなに遊ぶわけにもいかないところですが、
子供が「新しい事を体験する機会」が減ってしまっているのは気になるところ。
もちろん読書をしてくれればいいのですが、相変わらずゲームやYouTubeが幅を利かせています。
何か新しい体験に繋がる事はないかな、と考えていた時に思いついたのが「映画やテレビの鑑賞」でした。

なぜ「映画やテレビの鑑賞」なのか?

私の子供の頃は、もしかしたら今もかもしれませんが、「子供にテレビ」は賛否両論ありました。
でも、今はむしろ長時間やってしまうのはゲームやYouTube。
逆に映画やテレビ番組は、子供が絶対体験できそうもない事を他の人の体験を通して触れる事ができる、大きなチャンスのように思います。
息子は今10歳、年齢的に刺激がありすぎるものもあるかもしれませんが、親が一緒に観て補足してあげればある程度は中和できます。
また、中学受験の国語の問題で出される長文読解では、様々なテーマを題材にした物語文が出題されます。
自分とは違う時代や生活、体験をしている人たちの物語に触れ、気持ちを想像し、寄り添えるようになる事は素晴らしいな、と感じたのもきっかけでした。

ここで私が息子と一緒に観た映画やテレビ番組を少しご紹介します。

映画「浅田家!」

もうすぐ東日本大震災が起こって10年経ちます。
息子はまだ赤ちゃんだったのであの時の事は全く覚えていませんが、かといってまだあの時のショッキングな映像を見せるのには抵抗があります。
そんな時、この映画は東日本大震災の様子を見せるのにちょうどいいなと思い、一緒に映画館に観に行きました。
息子は「嵐」が好きなので、二宮くんが出ているのもあり、喜んで一緒に行ってくれました。
東日本大震災だけでなく、将来の職業選択についてや家族の絆など、今の息子にぜひ考えてほしいテーマが盛りだくさんの映画でした。

フジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」

毎週水曜日22時から放送。いつも親子でとても楽しみにしています。
特番でたまにしか放送がなかったころからずっと見ています。
占いを通して芸能人や一般人の過去、誰にも言っていないような相談事が飛び出し、単純に面白いというところもあります。
ですがこの番組で一番息子に伝えたいのは「色々な人生がある」という事。
息子は自分の生活や生きてきた10年間しか知らないわけで、人には言わないけれど、実際はひとりひとり全然違う人生を歩んできています。
その人の裏に隠された様々なターニングポイントや幸せ、困難もあるんだと知ってほしいと思って一緒に観ています。

TBS「恋する母たち」

年末にやっていた柴門ふみさんの漫画をドラマ化したもの。
もう放送は終わっていますが来月DVDが発売になるそうです。
これは「不倫」というテーマもあり、ちょっと刺激はあるのですが、主人公たちの高校生の息子の目線からも母親の生き方を捉える描写もあり、ちょっと冒険して見せてみようと思って一緒に観ていました。
もちろん普段息子は私の事を「母親」としてしかまだ認識していないと思いますが、私にも仕事があり、息子の知らない友人がいて、いつも「母親」をしているわけではありません。
子供には言えない黒歴史もモチロンあります!
人間にはいろいろな側面があるのだ、という事を知ってもらう機会になればと思い、見せてみました。

映画「あの頃。」

今上映している映画で、一番最近観たものです。
私と主人は懐かしい!という感じで観たのですが、息子は若干カルチャーショックを受けていたようで…
しばらくフラッシュバックするのか、時々思い出してはこの映画の話をしています。
昔の「ヲタク」ってどんな感じだったのか、こういう生き方もあるんだ、という事を知ってもらえればいいなと思います。
もしかしたらちょっとした日本近代史の勉強にもなったかも?!
実は、内容には女性蔑視的な描写もあり、不快に思うところも正直ありました。
恐らく忠実にあの時代を再現されていたのだと思います。
いいかどうかは別として、あの時代はああだったし、あれがスタンダードだったんだろう、とも感じました。
事実は事実として知って、自分はどうするか?を考えるのは息子本人だと思っています。

もしかしたらこういう教育方法は賛否両論かもしれませんが、私は親として許容範囲は広めにし、何かあってもフォローできるようにした上で、どう感じるかは息子にまかせたいと考えています。
大人になってから、ではなく、10歳の今だからこそ感じる感覚を大切にしながら育てていきたいな、と思っています。

今日も読んでくださってありがとうございました。


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