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健康に生きてるだけで、君はご褒美をもらってほしい。


あけましておめでとうございます。

かなり久しぶりの投稿になってしまいました。

2020はいろんなことに挑戦して、栄養学の知識も深めて、かなりパワーアップした1年になったので、2021年はちゃんと発信していけるように。。がんばるぞ。。。!笑

さて、以前途中で下書きに残していた記事ですが、改めて感じることもあるので、編集して投稿します↓↓↓


現代の社会システムにおいて、日々を健康に生きるには時間やお金が必要なんだな、とつくづく思う。


果物って高いし、オーガニックのものって高い。

そもそもどんな基準で食材を選べば良いのかを分かっている人は少ない。

自分の体質はどう?自分にあった食事ってなに?


具体的に解決する方法

・本を読む、調べる(時間☆☆☆ お金☆)

これは地道で確実だけど、どんな情報も多方面から捉えなければならない。

同じ題材でも、著者によって言っていることが全然違うんだもん。もはやだれが合ってる間違ってるというよりも、極論、考え方な気がする。

多方面から見て、どうやらこの情報は確実性が高いな、とか自分に合ってそうだなとかを探らなきゃいけない。

でも今はyoutubeにもたくさん動画があって便利!運転中とかラジオみたいに流し聞きしてる。ギガは減る。


・講演会に行く、講義を受ける(時間☆☆ お金☆☆)

これは情報を咀嚼してまとめてもらえているので時間的には有益だと思います。

まぁ前提としてこの人!って人を見つけるまでがある程度①で情報収集をして時間を使って、さらにお金をかけて講演会や講習に参加する。

あと、個人的なことはほとんど聞けないので、自分の体質や生活、実態について自己判断する能力が必要。


・専門家に相談する(時間☆ お金☆☆☆)

ピンポイントで自分だけのことを聞けるので効率的。

しかし一番問題なのは、病気にならなければ専門家にアクセスできるハードルがめっちゃ高い!!

①普通の病院へいく

病院側も特定の疾病を患って、初めて外来にも栄養指導の点数がつけられるのよ。
そのお値段30分2600円。。。高くない??

でも”病気になってからであれば”保険適用なので、仮に3割負担だと780円で受けられる。

てか病気になってからじゃないと食事の相談とかできないし、日常的にできる改善方法なんてお医者さんは知らないことが多い。栄養学とか睡眠とかね。


②特殊な病院へいく

予防医学や分子栄養学等の技術や知識を用いて、西洋医学が苦手とする慢性疾患や不定愁訴の改善も期待できる。自己の治癒力を高めたり代謝を改善したり、、根本的解決を目指せる!

しかし予防医学は自由診療なので全額自己負担

ちょっと珍しい検査とかすると秒で10万円とか超えちゃうことも。

そしてそんな病院は数少ないので、住んでいる地域からかなり遠くまで伺わなければいけない場合も。


社会システム上の課題

そんなこんなで、自分で健康管理できてる人ってほんとえらいなって思う。ある程度時間やお金や労力をかけている。

そして何より、実行し、継続することが難しい。

もちろん自分のためだけど、それって社会貢献にもなってない?

心身共に健康で働いてくれているし、自分は使わないでみんなの医療費を払ってくれているよね。あと、身体の健康はメンタルとも繋がっているから、幸せで心に余裕のあるあなたの周りにいる人もきっと幸せなはず。

これは病気になった人が悪いとかではなくて、健康を維持するための情報へのアクセスが難しいことや、政策として予防医学を推進しないことなど、環境要因が大きいと思うんだ。


税金が高くなる→収入が低くなる→健康維持に投資できない

→病気になる→医療費が増える→税金が高くなる(ループ)


これって負のループじゃん。笑

もう少し踏み込んだ話をすると、健康保険料はある程度一律で、病気になった人は自己負担は数割、健康への投資(自由診療や食事、運動など)は全額自己負担なのね。

こんな単純な話ではないのだけれど、例えば全く同じ収入のAさんとBさんがいたとして、二人とも年間の保険料は50万円。

Aさんは日々の健康に投資せず病気になったとする。手術費用は500万円。でも高額医療費支給制度により自己負担は5万円。(この後通院費とか薬代とかいろいろあるけどそれも自己負担以上に社会の負担額が増加するからね)

Aさん支払額⇒50万円(保険料)+自己負担5万円=55万円…(社会の負担額495万円)

Bさんは年間20万円を健康投資しているとする。病気を予防できた。

Bさん支払額⇒50万円(保険料)+健康投資20万円=70万円…(社会の負担額ゼロ)


自分の努力で健康に生きて社会に負担をかけなかったBさんの方が自己負担が多い。(という事態があり得る)

そして増加した社会の負担額は、今後の税金に上乗せされるから、Bさんの保険料も50万円→51万円→。。。と上昇していくよね。

今現在の国民皆保険制度ってこんな感じ?

予防医学に投資した方が社会負担は少なく、社会負担が少なくなれば個人の負担も少なくなるってことは分かりきっている。

実際、アメリカの保険会社は「治療費」を出すより「予防費」を出した方が安いって分かってるから、カイロプラクティックや針診療なんかを保険会社の方から提案してくる。

まぁ、その「社会の負担額」によって利益を得ている人たちを考えてみたら、日本の医療とか食環境に対して、何か見えてくるかも。


実際国民皆保険制度って、年齢人口割合的に破綻しかけているとおもうから、相互扶助の精神と個人の健康意識の向上のバランスをとって自動車保険みたいにしたらどうだろう。等級的なね。


健康に生きてる人に、もっと社会的にもご褒美あってもいいんじゃないかな~


つまり、何が言いたかったかというと、あなたが日々健康で楽しく過ごすだけで、社会の役に立っているんだよということ!!


今日も健やかに生きてくれてありがと~~~~~~!!!!

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