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【オギャー No.1】 シグナル

こんにちは!マんナカです。
相変わらず家族全員ゆるゆるした日々を過ごしています。
突然ですが、今回はプロフィールにも書いてある「年頃の娘」の事に触れたいと思います。

年頃と書いてありますが、そろそろ成人、立派な大人です。
20歳になる年の節目として、20年前の出産時について書こうと思い立ちました。
私しか見ていない娘が生まれるまでの記憶を残したいと思い、もう20年前の薄らした記憶を呼び起こし、超絶個人的なノンフィクションを複数回にわけて、だだ漏れしていきます。
お暇な時に宜しければお付き合いください。

赤ちゃんからのSOS

22歳で妊娠、お腹の子も順調に成長し、ちょうど妊娠7ヶ月に入った頃。
ある日、用足しにトイレに入ると、薄らとピンク色のようなもので下着が汚れていた。

マんナカ
「……血?」
驚き急いでかかりつけ産婦人科に駆け込んだ。

お医者さん
「血はなんだか分からないけど、問題なさそうだね。」
「それよりさ、ちょっと赤ちゃんが小さいんだよねぇ。」

「このままだと40週になっても2,000gに満たない子が産まれちゃうから、そうなってもいいように小児科がしっかりした大きい病院紹介するよ。そのうち行ってみて。」

お医者さんの軽い口調とは裏腹に、私は一気に不安で一杯になった。
今まで検診でも一度も引っかかったことないのに…。

そのうち…とは思えず、次の日夫に付き添ってもらい紹介された病院へ。
検査を受け、診察室に入った私に先生から最初にかけられた言葉は

お医者さん
「ご家族を呼んでください。このまま入院していただきます。」

ここから私とお腹の子は、一度も帰宅することなく長い入院生活を送ることになる。
あの時、自分の身体に起きていた異変の始まりに、私は気付いていなかった。


続きは次回!

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