ファッション留学2日目
ロンドンで学んだビジネスとファッションの未来:意思決定の複雑性とチームワークの重要性
ロンドンでの学びが私の中に大きな変化をもたらしています。先日受講したセミナーは、ビジネスの複雑性や未来を見据えた意思決定の重要性、そしてチームワークの必要性を改めて痛感させてくれました。今回のセミナーでは、特にファッション業界における「何を作るか、どうやって作るか、そしてどのように売るか」といった一連のプロセスをどのように考えるべきかが中心的なテーマとなりました。
折り紙の鳥:予測することの重要性
セミナーの冒頭で、折り紙の鳥を作る会社の例が紹介されました。この例は、商品を企画してから顧客に届けるまでのリードタイムが長い場合、何をどのように予測し、計画する必要があるかを示すものでした。例えば、1年後に売れる折り紙の鳥を予測するためには、前年の売上データや消費者の嗜好の変化、さらにはその時々のファッションや社会のトレンドを考慮しなければなりません。
この議論のポイントは、私たちが何を基準にして新しい商品を作るべきか、そしてその商品の成功をどうやって予測するのかという問いです。過去のデータや流行をもとに予測を行いながらも、未来の消費者が求める「新しさ」を見つけることが求められます。ファッション業界においても同様に、ただ流行を追いかけるだけでなく、未来の需要を見据えた製品開発とマーケティングが必要です。
ここから先は
1,504字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?