MANIFESTOR

2001年・東京生まれ。国際ファッション専門職大学・国際ファッション学部・ファッション…

MANIFESTOR

2001年・東京生まれ。国際ファッション専門職大学・国際ファッション学部・ファッションクリエイション学科卒業。ロンドン留学中。ロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション、ファッションマネジメントコース。

最近の記事

ファッション留学3日目

ロンドンでのランゲージデベロップメントコースは、単なる語学力の向上にとどまらず、ファッション業界の文脈に特化した言語スキルの習得を目指している。私はこのコースを通じて、自身のファッションビジネスに関する視点をさらに深め、プレゼンテーションやエッセイの作成、コミュニケーションの技術を高める機会を得た。 授業の中では、隣の学生との自己紹介から始まり、なぜロンドンを選んだのか、自分の好きなブランドやデザイナー、卒業後の目標などを話し合う場面があった。これにより、語学力を鍛えるだけ

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    • ファッション留学2日目

      ロンドンで学んだビジネスとファッションの未来:意思決定の複雑性とチームワークの重要性 ロンドンでの学びが私の中に大きな変化をもたらしています。先日受講したセミナーは、ビジネスの複雑性や未来を見据えた意思決定の重要性、そしてチームワークの必要性を改めて痛感させてくれました。今回のセミナーでは、特にファッション業界における「何を作るか、どうやって作るか、そしてどのように売るか」といった一連のプロセスをどのように考えるべきかが中心的なテーマとなりました。 折り紙の鳥:予測する

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      • 「ヨーロッパでは傘を刺さない」は本当か否か

        ロンドンに来て、私がまず驚いたのは、街中で傘を刺して歩く人がほとんどいないことだった。これは、日本に住んでいるとよく耳にする「ヨーロッパでは傘を刺さない」という話が、実際にはどうなのかを肌で感じることができる体験だった。 私も以前は、欧米の人々が傘を使わないという話を聞いたことがありました。彼らは少々の雨など気にせず、傘を使わないのだという。しかし、それは単なる異文化の話に過ぎず、具体的にその理由を深く考えることはありませんでした。ロンドンに来てみて、その理由が実際に体験と

        • ファッション留学1日目

          こんにちは、私は「MANIFESTOR」というクリエイター名で活動している者です。ロンドンに来てから、多くのことを学び、様々な気づきを得ました。この経験を通じて、私が得た知識や感情をみなさんに届けたくて、このnoteを書いています。今回は、私が参加したファッションマネジメントのコースでの学びを中心にお話しします。

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        ファッション留学3日目

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          ファッションブランドを立ち上げる覚悟とプロフェッショナリズム

          ロンドンに来てから、私はファッション業界のリアルな側面に直面しました。夢や情熱だけではなく、現実的なスキルや意識が求められることを知り、その経験から得た学びを皆さんに共有したいと思います。もし、あなたがファッションブランドを立ち上げたいと考えているなら、まずは覚悟を持つことが大切です。そして、その覚悟がどのように形になるか、私はここで話したいと思います。 ファッションブランドを立ち上げることを夢見ているなら、一つ覚悟しておいてほしいことがあります。それは、あなたが「やりたく

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          ファッションブランドを立ち上げる覚悟とプロフェッショナリズム

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          ロンドンと日暮里の交差点:ファブリックが織りなす創造の街

          ロンドンに来て感じた最初の驚きのひとつは、その多様な街並みと文化の融合だ。特に、私が訪れたロンドンのあるエリアShepher’s Bushは、まるで東京の日暮里を思わせるような場所だった。ここは、アーティストやデザイナーが集まる一方で、商業的な問屋街としても機能している。その一角は、無数のファブリックショップが軒を連ね、世界中から集められた素材が並んでいる。そう、まるで日暮里のように。私がこの場所に足を踏み入れたとき、ふと東京の日暮里繊維街が頭をよぎった。 日暮里は、日本国

          ロンドンと日暮里の交差点:ファブリックが織りなす創造の街

          禁煙と留学:ロンドンで気づいたタバコとの向き合い方

          私がロンドンで留学することを決めた背景には、ただの学問的な探求心だけではなく、タバコとの縁を断つための決意がありました。長期間の海外滞在が、私にとって禁煙への挑戦を成功させるための絶好のチャンスだと感じたからです。実は、過去にもイタリアで1ヶ月間の短期留学を経験し、その際に一度禁煙に挑戦しました。しかし、その時は完全に成功とは言えませんでした。今回のロンドン滞在をきっかけに、再度本気でタバコと決別する決意を固めたのです。 長時間の飛行機が提供する「禁煙の機会」 本気で禁

          禁煙と留学:ロンドンで気づいたタバコとの向き合い方

          ロンドンの象徴、二階建てバスに隠されたデザインの物語

          ロンドンに来た当初、街の至るところを走る二階建てバスが目に留まった。それは、どこか懐かしさと共に「これぞロンドン!」と感じさせるシンボルのような存在だった。観光客が一斉にカメラを向けるその姿は、まさにロンドンのアイコンだ。鮮やかな赤いボディ、シンプルで機能的なデザインは、都市の一部として完璧に調和している。けれど、ふと疑問が湧いた。「このバス、誰がデザインしたんだろう?」 ロンドンを歩くたびに見かけるこの二階建てバスは、単なる交通手段に留まらない。街の風景を彩り、観光客の旅

          ロンドンの象徴、二階建てバスに隠されたデザインの物語

          フィクションの国、ロンドンでの気づき

          ロンドンに来てすぐのこと。私は、街を歩くたびに新たな発見をする日々を過ごしていた。赤い二階建てのバスが走る景色や、歴史的な建物が並ぶストリートに感動しながら、少しずつこの街のリズムに馴染んでいった。そんな中、ふとした好奇心で入ったのが、ロンドンの書店だった。 店の扉を開けると、目の前に広がるのは本の海。書棚のひとつひとつが、言葉の力で私をどこか別の世界へと誘っているようだった。だが、最も印象に残ったのは、その書店のレイアウトだった。どの書店も共通していることがあった。それは

          フィクションの国、ロンドンでの気づき

          ロンドンの古着ショップで見つけた新しい美学 - 日本との違いを通じて見えてきた、ファッションの多様性とサステナビリティ

          ロンドンに初めて足を踏み入れたとき、私はすぐにその街が持つエネルギーに魅了された。歴史とモダニティが共存する街並み、そして何よりもファッションに対する自由なアプローチに目を奪われた。 特に古着ショップの数々が私にとって新鮮で、刺激的だった。日本では見ることのないアイテムが並並び、その独特なスタイルは私に「ファッションとは一体何なのか」という根源的な問いを投げかけてきた。 ロンドンの古着ショップに並ぶアイテムの一つ一つは、その街のカルチャーを反映している。例えば、手の込んだ

          ロンドンの古着ショップで見つけた新しい美学 - 日本との違いを通じて見えてきた、ファッションの多様性とサステナビリティ

          情報はグローバルかつローカル―ロンドンで気づいた、インターネットの意外な顔

          ロンドンに移住して最初に驚いたのは、日常的に使っていたインターネットやアプリが、まるで私の新しい環境にすぐに適応したかのように、表示される情報が変わったことでした。日本にいたときには、当然のように日本のニュースや商品、文化的な情報が中心に表示されていたのに対し、ロンドンでは英国に関連する情報が自然と浮上してくる。それは単に言語の問題ではなく、私の生活環境や文化背景に合わせたコンテンツが、まるで自動的にカスタマイズされているように感じたのです。 この現象は、インターネットやア

          情報はグローバルかつローカル―ロンドンで気づいた、インターネットの意外な顔