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もちろんただの幻でしたよ

もちろんただの幻でしたよ

妙な夢をみた。

私は電車に乗ろうと、死に物狂いで走っていた。
時計に目をやると出発時間まであと2分。
「やばい…!!」

その駅は階段を上がると改札があるつくりだった。

私はついに駅の階段まで辿り着き、ゼェハァと息を切らしながら一段目に片足をかけた。
ガタンゴトン…
電車がすぐそこに近づいてきているのが分かり、切迫する。
電車の到着まであと30秒を切ったところだろうか、階段を登りきる時間が残さ

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エメラルド

エメラルド

カネコアヤノさんのライブを数日後に控えている。
好きになってはや数年…待ちに待った初ライブという事もあり、並々ならぬ思いだ。
その事もあってか、ついに夢にもでてきたのだ。

舞台は母校、小学校の体育館。
田舎の古びた体育館である。
どうやらここがライブ会場のようだ。
体育館の入口に設置された演目台らしきものには筆文字で講演名が書いてある。
私はその入り口に立ち「いよいよか」と呼吸を整えていた。

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鎮座DOZODESS

鎮座DOZODESS

冬なのに夏の夢をみた。
舞台は夏祭りの夜。
広い運動場のような場所にぐるっと屋台が並んでいる。

私は屋台を一通り物色中で、買うものを決めかねていた。
しばらく歩くと、
やたらと見覚えのある人が屋台をやっている姿が目に留まった。

鎮座DOPENESSだった。
「へいらっしゃい、へいらっしゃい。
お姉さん!ちょいといかがですか?」
とリズミカルに声をかけられた。

お店のテントは怪しさ満点な紺色の

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真夏の夜の不思議な体験

真夏の夜の不思議な体験

あれは4年前だろうか。
8月の頭、私は不思議な体験をした。

私は幼い頃からおじいちゃんっ子だった。
父方の祖父は早くに亡くなり
母方の祖父にべったり可愛がられ育った。

その祖父が4年前に亡くなった。

私は祖父が大好きだった。
いつも人助けのために積極的に行動し、
知り合いの誕生日はきっちり手帳に書き込み、祝い、
地域のために忙しく駆け回った姿。
私はこんなに愛に満ちた人を見たことがない。

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コンビニライブ

コンビニライブ

「踊ってばかりの国」というバンドが好きだ。
先日私の住む地方にライブに来てくれたのだが
仕事の都合で願い叶わず行けなかった。
おそらくそれを悔しく思っていた気持ちが夢に反映されたのだろう。

舞台はコンビニ。
コンビニ内にいる私を含めた客、全員で10名ほどだろうか。
それぞれ耳にイヤホンを装着した状態で列になり、
お菓子の棚〜パンの棚〜と
棚の間の通路を蛇行し店内をぐるぐると回る。
私たちのイヤホ

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女王の教室

女王の教室

変な夢をよくみる。
現実ではありえないファンタジーな世界だったり、
リアルすぎて汗びっしょりで目がさめるものだったり。

そして、夢は忘れる。
朝起きて1時間も経てば頭の中から抹殺されていたりもする。
せっかく面白い夢をみたというのに後の人生で思い返す事ができないのは残念だ。

というわけで、今後変な夢をみたらnoteに記録していこうと思う。

手始めに第一弾。
これは数年前にみた夢だが
これまで

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