絵本たちとの出会い

想定外の小さな楽しみがある。

1年前に引っ越しをしてきた時のこと。全く想定してなかったけど、徒歩2分とかからない距離に図書館があったんだ。

それからというもの、週末には大量の絵本を毎週借りて5歳の子供たちと一緒に読んでいる。
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初めの頃は「お母さん読んで〜」とお願いばかりしていた娘たちだが、2、3ヶ月過ぎた頃からそのお願い事は段々と減り、自分たちで声を出して読むようになった。

最近ではあまり声を出す様子がなく、「どうしたの?」と聞く私に娘は「心で読んでいるんだよ」と自慢気に教えてくれるようにまでなった。次第に黙読を覚えたのだ。

やっぱり面白い本は子供達の心を掴んで放さない。面白い本は何度でも読むし、自分たちの興味のないものは全く開かない。

でも、それでいいんだ。

読みたいものを、読みたいときに読む。知りたいこと、味わいたい感情、行ってみたい世界。それをどんどん掘り下げて、突き進んでいけばいいのだ。

買うよりも借りる理

買った本もそれなりにある。ただ、うちの狭い家には限度がある。子供の好きそうなもの、読ませたいものも偏りがちだ。挑戦したい分野も、いざ買うとなると躊躇してしまうこともしばしば。そんなことはせずとも、自由にどうぞ、お好きにどうぞ。図書館の本はそれを可能にしてくれる。

前置きが長くなってしまったけど、これから毎週出会った絵本たちを記録しておこうと思っている。

読んだ絵本を記録するワケ

図書館で本を借りる際、どの絵本を選んだらいいのか毎回結構迷うものだ。

推薦図書を検索したり、オススメコーナーの棚を覗いてみたり、地道に一つ一つタイトルを確認してみる。なかなか時間もかかるし、思ったような絵本に出会えない時期が最初の頃は続いた。

もう一つ、決して推薦図書や昔から読まれている有名どころ(?)ではないけれど、面白い絵本が沢山ある。

そんな面白い本たちとの出会いを記録することで、我が家の本の傾向を再確認すること。また、同じようなお子さんをお持ちの方々、絵本好きな大人の方が絵本を更に楽しむきっかけになれば、この上なく嬉しいです。

今週出会った大好きな絵本

<子供が夢中になった1冊>

『くだものさがしもの』はらぺこめがね(著)

はらぺこめがねさんの絵本はどれも美味しそうな食べ物がたくさん!見ているとグーっとお腹がなってしまいそうな心踊る楽しい絵本です。中でも我が娘たちが気に入ったのが、『くだものさがしもの』。

1ページめくるたびに、フルーツの中隠れているものを探したり、迷路になっていたりと、遊びながらフルーツの世界にどっぷり浸れます。読む、というより見るという方がしっくりくるかもしれません。

<大人が夢中になった一冊>

『ぺろのおしごと』樋勝 朋巳(著)

表紙から伝わってくるなんとも独特で愛くるしいペロ。大好きな人のため、ハイウェストに赤いベルトをキュッと締めて多感にお仕事を探します。ちょっと不器用で、素直で愛らしいペロが、仕事探しでたどり着いた先は...心がほっこり温まり、どこか自分の生き方や、仕事との関わり方まで考えさせられる一冊でした。

おしまい。




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