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『My Revolution2020〜これからの「仕事」「家族」「自分」を描く7日』〜パートナーシップと、傷ついた子どもに寄りそうこと

今週はこちらのウェビナーを視聴しています。日替わりで連続7日間、様々な分野のエキスパートが登壇し、これからの生き方や働き方を問うイベント。

事前にお知らせしたかったのですが、多忙でタイミングを逃してしまいました。残り1日ありますが、印象に残った2日間のリポートをお届けします。

●夫婦でどうする?ー今こそパートナーシップを見つめ直そう

水曜日は、昨年コーディネートさせていただいた「親子スタディツアー in ペナン」のパートナー、我らが林田香織さんが「パートナーシップのスペシャリスト」として登壇!

『家にいる時間が多い今こそ、少し立ち止まって夫婦で話し合う、お互いどうしていきたいのかを見つめ直す時。意識によって行動が変わる、ムリと思ってもまずやってみよう、一歩踏み出したことで小さな成功体験が積み重なって道が開けていく』という、コロナ禍の今、非常に考えさせられるお話でした。

また最後に提示されたこちらの6カ条、どれに挑戦したい?という参加者のアンケートでは恋人でいよう!が一番多かったそうですよ。「子どもが憧れる笑顔の夫婦」ステキなフレーズですね。自分に当てはめると、コミュニケーションが全然足りていないなと反省...

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NPO法人 Fathering Japan Partnership Project より

●子どもたちはどうする?ー院内学級からの学び

金曜日は院内学級のスペシャリスト、昭和大学准教授 赤鼻センセイこと副島賢和(そえじま まさかず)先生のお話。聞きながらTweetでメモっていたので、その中からグッときたキーワードを抜き出します。(下記ツイートのツリーで全てがご覧いただけます)

・学校で習った「学んだ力」よりも、自ら「学ぶ力」が大切。

・子どもの感情をきちんと受け止める事。不安な感情を大人が一旦受け留めることで、子どもは安心して挑戦できる。

・「受容はするけど強要はしない」学校は心身共に安全な場所と思える様に、大人が働く。

・当事者意識を持つ=視点を変える、想像する、どんな感情も大切にする。体と心と頭で考える。

・助けを求めるスキル「援助希求」が無い子がいる。練習が必要→大人が弱さを見せ、助けを求める姿を見せる。助けを求めるのは恥ずかしくないという体験を積む。

・寄り添われて「ひとりじゃない」と思えた子は(逆説的だが)ひとりで居られる強さを持てる。

・「健康第一」という言葉について。目標にするのは良いが、病児は罪悪感をもち不健康=ダメな子と感じてしまう場合も。ありのままのその子で良い、愛されている実感を持てる様に、大人が気持ちと言葉を伝える。

・強い人は弱い人にお裾分けして、分け合って生きていこう。

病児学級でダメージを受けたお子さんに長年寄り添ってきた副島先生の言葉、全てが心に響きます。傷ついた子ども、そして大人に置き換えても、しっくり当てはまりませんか?

ロックダウンが緩まって2ヶ月ぶりに外出した時、長らく入院生活を送っている方々に想いを馳せたんですよね。健康な自分は、この状況を経験しなかったら一生気付かなかったかもしれません。

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コロナ禍で強制リセットされた世界は、私たちに様々な気づきを与えてくれていますね。いま、様々なウェビナーが開催されているので、皆さんもアンテナを張り巡らして気になるイベントをキャッチしてみて下さい。私からもご案内します!

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多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けする…

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