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サービスは先か後、どちらを重視?日本とマレーシア、国民性の違い

最近マレーシアで始まった高速道路の電子タグステッカー「RFiD」を購入したら導入ステップがわずか3段階で、本当に作動するのか?と心配になるくらいシンプルでした。

RFiDとは、非接触で料金所を通過できる電子タグステッカーで車窓に貼っておけば機械が読み取ってくれるので、窓を開けずに料金所を通過できる、というものです。

購入〜支払い〜発送まで、Touch n’Goというe-walletアプリ1つで完結。オーダーから2〜3日後には指定の送付先に到着しました。

左がインストール、右がアクティベート、それぞれ3ステップONLY!


対して日本、実はいま某行政で手続き中なんですが、まずワンストップのサイトが無い。各手続きごとにあちこちの省庁や別ページ、時にはアウトソースの外部サイトに飛ばされ...という複雑さで、この2週間足踏み状態です(汗)

「前か後」どちらに重点を置くか?

別々の手続きを単純比較できないにせよ、日本とマレーシアのサービスの違いは対照的。まずそのサービスに対する情報量が10倍くらい違います。

これ、「前か後、どちらに重点を置くか?」という、両国の国民性とも言える「サービスに対する考え」の違いをよく表してるなぁと。

もちろん、双方メリット・デメリットあり。でもデジタル関連は日本が圧倒的に遅れているのは明確で、特にコロナ禍で顕著になりましたね…。

日本のサービスは「前」


日本のサービスは、圧倒的に「前」に重点が置かれます。不具合が起こらないよう、説明不足とクレームが来ないよう、先回りして膨大な情報量で完全防備です。でもその代わり、想定外のことには対応不可が多い気がします。

お膳立てされた「おもてなし」のサービスは、素晴らしいこと。ただこれに慣れた日本人がマレーシアに来て、コンドミニアム入居後に不具合を見つけ、「どうして前もって修理点検しておかないのか!日本だったら…」と怒り心頭になる事がときどきあります。

なので弊社の「移住サポート」では、マレーシア式のサービスを前もってお知らせしておくんです。

マレーシアのサービスは「後」

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