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多言語教育でセミリンガルの心配をするのは時代遅れ

多言語で子育てしている親なら、誰しも「セミリンガル」という言葉を一度は目にしているでしょう。「母語が確立しない段階で多言語教育を始めると、どの言語も中途半端で理論的思考ができなくなる」との事。これに怯える親御さん多いですよね。かつての私もそうでした。

例えばこの記事。同時通訳という英語のプロの方が「愚の骨頂」とまで言い切っているので、かなり不安になります。

でもこの考え方、どうもふに落ちない。

セミリンガルの可能性も考慮しつつ多言語環境で子育てしたものの、この言説どうしてもピンと来なかったのです...その理由をずっと考えてきて、最近ようやく分かりました。セミリンガルを危惧する理由が主に、

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