見出し画像

分かり合えない躁鬱人⑯

こんばんは。まなみんです。

今回は分かり合えない躁鬱人シリーズ第16弾!

マガジンはこちら↓↓↓

今回のテキストはこちらの前半部分↓↓↓


今日は昨日話そうとしていたことから始めることにしましょう。
「中高生の時も好調・不調があったのに、なぜその時は破綻しなかったのか」ということです。
もちろん、中高生のときからすでに破綻していたという人もいると思いますが、それでも波はありつつも、完全に寝込むまでには至ってなかった、という時間をみんな小学生くらいまでは過ごしているはずです。
その「波はありつつも、まあなんとか大丈夫だった」という状態は今後の過ごし方の大きなヒントになるので、ぼんやりとでいいですから思い出してみてくださいね。
ここでは僕の話を元に考えていってみたいと思います。
どうにもならなくなって病院に行くまでの話です。
もちろん、これは記憶していることですから、前にもお話しましたように、躁鬱人お得意の「創作」が織り混ざってます。
つまり、今から話すのは「作り話」であることをどうかお忘れないように(ウインク)。

私も中高生のときは波はあったけれど、破綻はしなかったなあ。

私のコメントも「作り話」です。(ウインク)


4歳、つまり幼稚園に入ったぐらいのときです。
父親が言っていたのは、気づくと勝手に一人で車道に出て横断歩道を渡って、向かいのプラモデル屋さんに入って行ってたらしいです。
さらには僕は当時、福岡に住んでいたのですが、中心地である天神にある天神地下街で一度数時間迷子にもなっています。
「ほっとくと何をするのかわからなかった」と父親は言っていました。
別に何かを破壊したりするわけではありません。
恐怖心が欠落しているらしく、一人で勝手にどこかに行く子供だったようです。
でも僕としての実感は「一人でいるのをよく怖がっていた」という状態の方です。

私も勝手にフラフラする子どもでした。

でも自力か運か、必ず迷子になっても最後は親を見つけ出せた(見つけてもらった)んですよね。

恐怖心は全くありませんでした。


「躁鬱人には麻薬は全く必要ありません!」
 もちろんお酒だって法律では認められてますがあれも麻薬ですから飲む必要がありません。
躁鬱人にとってお酒はよく作用してしまうので気をつけましょう。
1日にビールなら350ml缶一本で十分なはずです。
はっきり言えば、水を飲んでもビールを飲んでも同じ反応です。
マリファナの葉っぱを少量吸うくらいは、体をリラックスさせる効果があるかもしれませんが、その後のことを考えるとそれもほとんど不要です。
なぜならはじめリラックスはしますが、酩酊すると当然頭の動きがゆっくりになります。
それが鬱の時の状態と似ているように感じてしまうので、調子が悪かったときを思い出してしまいます。
そうなると、あんまりうまく周りの人と話せない、みんなは気持ちよくなっているのに、僕だけ調子が悪い、みたいな感じでバッドトリップしてしまうのです。

うーん。そんな気がするなぁ。

試してみたことはもちろんありませんが、

鬱と躁をくりかえしているときは

薬やってる感覚ってこんな感じなのかなと私も感じていました。

フワフワとどん底を繰りかえす感覚。

あまりいい気持ちではありません。


麻薬は非躁鬱人が躁鬱人になりたいがために見つけ出した秘薬です。
非躁鬱人たちはわれわれ躁鬱人たちのことを、どこかで密かに憧れているという部分もあるのかもしれません。
それは太古からそうだったのだと思います。
太古の昔、躁鬱人はシャーマン、メディスンマンとして活躍していましたが、彼らが麻薬を使うのは常に他の人々、つまり同じ集団の非躁鬱人に対してです。
彼ら自身には必要がありませんでした。

いや、私が思っていたことと同じです。

実は、非躁鬱人は躁鬱の真似事をしたいのでは?ということ。

だから薬を見つけてくるのでは?と正直思います。


というわけで、躁鬱人はメディスンマンですので、薬が不要です。
麻薬だけでなく精神病薬も実は不要です。
ですが、これはあなたの現実、社会との関わりにおいてバランスを取っていきましょう。
僕は現在、デパケンを400mg飲んでいますが、毎日同じ量を飲んでいるわけではありません。
その日の体調によって、今日は200mgでいいな、今日は飲まなくていいな、今日は体調が悪いから600mgにしとこう、と0mg〜600mgまでを勝手に自分で体調と相談しながら調整してます。
ここ最近はほとんど飲んでいません。しかし、躁鬱人は非躁鬱人の島に住んでいる少数民族であることをお伝えしたように、われわれは非躁鬱人とどうしても共存しながら生きていかなくてはなりませんので、そのために躁鬱人用の薬として、非躁鬱人メディスンマンである精神科医が手渡す躁鬱病用の薬を少しは飲む必要もあると僕は考えてます。その辺は自分で調整しましょう。

薬、飲みたくないなぁ。

私も勝手に調整したいし、飲まなくなりたい。

でも私はぐっと我慢して薬を毎日飲んでいます。

ここら辺は坂口さんの言葉を信じきるには危なすぎると思っています。

まずは主治医と相談。

私は二週間に一回、主治医と話し合って、薬の量を調節しています。


つまり、麻薬は「非躁鬱人が躁鬱人になるための薬」ですが、精神病薬は「躁鬱人が非躁鬱人になるための薬」だというわけです。
われわれはどの人も生粋の躁鬱人ですが、社会的には非躁鬱人とのハーフを演じる必要があります。
だからこそ僕はこの躁鬱大学でシラフで非躁鬱人社会の中で生き抜く方法を伝えたいと思っているのです。
もともとメディスンマンであるわれわれが、非躁鬱人の世界で生きるためにそっちの人たちが作った薬を飲み続けるなんて、やっぱり嫌じゃないですか。
日々の生活の中での行動、さらには何かが起きた時の対応のコツを掴めば、薬と同等か、もしくはそれ以上の効果をもたらすことができます。
そうやってうまくいけば、きっと薬を飲まずに日々を送れるようになれるはずです。
まあ薬の話はこれくらいにしておきましょう。

私も同感なんですけどね。

薬の問題は難しい。

けれど私が独断で決めてしまうより、専門家に任せたほうがいい気がするんです。

薬を飲まなくても生きていけるとは思います。

でも私は身体に異常(副作用)が出ても、寿命が縮んだとしても、今が少しでも楽に生きれるなら、薬に頼ってもいいのかなと思います。

無理に薬を減らそうとか無くそうとしても、寛解への道が遠ざかってしまう恐れもありますし。

ここら辺は答えが無いですね。

私は自分が思うように薬と向き合っていればいいと思います。



私は双極性障害を研究したいと考えています。



だからたくさんの躁鬱人と繋がりたい。
そして、サークルを立ち上げました。



今現在、加入者が7人です。少しづつ人数が増えています。ありがとうございます。

しかし、さらにたくさんの人と気軽にお話ししたい。

サークルでは今のところ、お悩み相談室のような感じになっています。

辛い気持ちとかをシェアして、それに対して温かいアドバイスが届く。

本当に温かい方たちが集まっていて、いつもほんわかとした空気があるように思っています。いつもありがとうございます。


質問などあればコメント下さい。

サークルでやりたいことも募集中です。

よろしくお願いいたします。




サポート嬉しいです😭 💙Twitter(主にコーヒー) >>>https://twitter.com/manamincoffee 🎀Instagram(主にカフェ) >>>https://www.instagram.com/manaminmushi0229/?hl=ja