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ビギナー百姓 #2 にんじんの教え

ある日、にんじんを収穫してみたときのこと。

菌ちゃん農法で寝かせていた畝と、なにもせずにいた畝。
2ヶ所の畑から、それぞれに収穫をしました。

何気なく収穫をしてみたところ、驚きの結果に…。
どちらも、同じところから手に入れた種にも関わらず、採ってみたにんじんは、明らかに姿が異なりました。

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▲菌ちゃん農法の畝
まっすぐと伸び、葉の根本も綺麗にふっくらとしています。土もほとんどこびりつくことなく、すぽっとスムーズに抜けました。

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▲なにもせずにいた畝
粘土質だったせいもあり、とても窮屈なところにいたかのように、でこぼこになってしまいました。細かいひげ根も多く、必死に水分を得ようとしていたように思えます。

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土の柔らかさ、水はけの良し悪し、微生物たちの活動の多さ、などがいかに作物の成長に影響を与えるのかということが、はっきりとわかる結果になりました。

さらに、それぞれの畝では生えてくる草の種類も異なっています。

寝かせていた畝では、オオイヌノフグリやハコベなどの背の低いもの、なにもしていない畝にはイネ科の背が高い草やスギナたち。

土のPhに合わせて生えてくる草が異なること、菌ちゃん農法で寝かせたことで野菜の栽培に合うPhに落ち着いたことがわかりました。

周辺の草と米ぬかを使用して、微生物や虫たち、そして菌たちのおかげでこんなにも土が変わっていくことに、驚きと喜びを感じた日になりました。

まだまだビギナー百姓のわたしですが、野菜たちの素直に育っていく姿を見守っていくなかで、薬や化学肥料を使用しない農法に、さらに興味が湧いています。

manami
instagramでも畑の様子などを更新中です👩‍🌾



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