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絶望の処方箋

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絶望した時の処方箋として。
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#書籍化

「血流」と「気流」をよどませないこと

朝に目が覚めると、体の一部が布団からはみ出していて、すっかり冷えきっていた、ということが…

杉原 学
3年前
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試練が人生を豊かにする(喜多川泰『「福」に憑かれた男』を読んで)

書店の店主に取り憑いた「福の神」の語りを通して、人生を豊かにする生き方のヒントを教えてく…

杉原 学
3年前
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「少し欠けている様」を好んだ日本人

我が家で「月暦カレンダー」を使っていることは前回書いたが、また気になる豆知識を発見した。…

杉原 学
3年前
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生長が遅いと丈夫になる

縄文杉で有名な屋久島。 しかし杉の生長という観点から見ると、屋久島は必ずしも適した環境で…

杉原 学
3年前
7

大人になってから見た「ムーミン」

テレビで「ムーミン」が放送されているのを久々に見た。その内容に僕はちょっとびっくりしてし…

杉原 学
3年前
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ザッケローニの「人間を見るまなざし」

かつてサッカー日本代表を指揮したザッケローニ監督。ワールドカップで結果を残すことはできな…

杉原 学
3年前
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勉強することは、親しくなること

「勉強する」。 苦手な言葉である。同じく「研究する」という言葉も、なんだかストイックなものを想起させる。そこにはある種の「苦しみ」みたいなものが感じられるからだろうか。 僕は哲学を専門にしているけれど、「哲学を勉強する」とか、「哲学を研究する」と言うと、どうしても苦しいイメージが湧いてくる。 「いや、そうじゃないんだけどなあ……」という感じがずっとしていた。そしてあるとき思いついたのが、この言葉である。 「勉強することは、親しくなること」 たとえば「アリストテレスを

科学は「ワケガク」

「科学的な議論」とか「科学的な検証」とか言うと、さもそれが「正しいこと」のように聞こえが…

杉原 学
3年前
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寒暖差と成熟度

旅行をきっかけに何度か足を運んで大好きになった、島根県奥出雲町。 この地域は、とにかく食…

杉原 学
3年前
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