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絶望の処方箋

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絶望した時の処方箋として。
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#習慣にしていること

「三十五億」の判断論

「三十五億」と言えば、ブルゾンちえみさんのあのネタである。 だがこれから書こうとしている…

杉原 学
3年前
3

「血流」と「気流」をよどませないこと

朝に目が覚めると、体の一部が布団からはみ出していて、すっかり冷えきっていた、ということが…

杉原 学
3年前
7

最初にそう思ったことは、だいたいそうなのだ

①「直感が大事だ」と言われる。 ②「そうだよな」と同意する。 ③「とはいえ……」とついつい…

杉原 学
4年前
10

時間論的筋トレ論

人間が生きる上で大切なことは「希望」を持つことだと言われる。 この「希望」の本質を時間論…

杉原 学
4年前
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手段としての幸福

僕はもともとプレッシャーに弱い人間なので、会社に行く前や、大事な集まりの前は、ゆううつな…

杉原 学
4年前
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食を慎めば全てうまくいく(若井朝彦『江戸時代の小食主義 水野南北『修身録』を読み…

「その人が一生のうちに食べられる食物の総量は、生まれた時から定められている」。 こう言わ…

杉原 学
3年前
7

試練が人生を豊かにする(喜多川泰『「福」に憑かれた男』を読んで)

書店の店主に取り憑いた「福の神」の語りを通して、人生を豊かにする生き方のヒントを教えてくれる小説。 面白いのは、福の神が与えてくれるのは「幸せ」そのものではなく、「試練の数々」だということである。 「何してくれとんねん!」と思いきや、実はその試練の数々によって、人間は変わることができるというのである。 著者は言う。 「人生は不思議なもので、これ以上ないほどの危機的状況こそが、後から考えてみれば、自分の人生にとって、なくてはならない貴重な経験になるということを、誰もが経

にもかかわらず!

「にもかかわらず」というのは、いい言葉である。 誰にでも、なんとなく気分が乗らないとき、…

杉原 学
3年前
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げんなリスト

人間生きていれば、げんなりすることもある。 しかし、「なぜげんなりしているのか」という理…

杉原 学
3年前
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寛容だからフォフォフォと笑うのか、フォフォフォと笑うから寛容なのか

年寄りの人格者、あるいは悟りの境地に達したような仙人的な人たちは、総じて「フォフォフォフ…

杉原 学
3年前
5

人間を救うことは、遊びである

「如来にとって、人間を救うことは、遊びのようなものである」 おそらく正確ではないと思うが…

杉原 学
3年前
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勉強することは、親しくなること

「勉強する」。 苦手な言葉である。同じく「研究する」という言葉も、なんだかストイックなも…

杉原 学
3年前
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寒暖差と成熟度

旅行をきっかけに何度か足を運んで大好きになった、島根県奥出雲町。 この地域は、とにかく食…

杉原 学
3年前
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