マガジンのカバー画像

旅行

8
運営しているクリエイター

記事一覧

函館市

函館市

札幌市・旭川市に次ぐ北海道第3位の人口(約25万人)を有する中核市。

道内の市町村ランキング魅力度ランキング1位にランクインすることもある。

毎年観光客は500万人近く訪れ、観光スポットを代表して、五稜郭・函館ハリストス正教会・函館山からの夜景・新旧五稜郭タワー・八幡坂から眺めた函館港などがある。

函館が函館と呼ばれる由来としては、函館山の斜面に館があり、その館が箱に似ていたことから”箱館”

もっとみる
仙台城が現状に至るまで

仙台城が現状に至るまで

慶長に伊達政宗が築城してから、廃藩(中央集権化するために各地に置いた藩を廃止し、統合した)・廃城令までの約270年にわたり、伊達氏代々の居城であり、仙台藩の政庁であった。

2代藩主伊達忠宗の代に完成した仙台城は約2万坪(1坪約3㎡)で大藩にふさわしい大規模な城だった。

地震による損害も修復を繰り返し、戊辰戦争を経るも一度も戦火を浴びることなく城としての役目を終えた。

明治から大正にかけ陸軍用

もっとみる
国宝 大崎八幡宮

国宝 大崎八幡宮

平安(794年に桓武天皇が平安京に都を移してから鎌倉幕府が成立するまでの約390年間)に東夷(中国東方の異民族の総称)征伐に際して坂上田村麻呂が武運長久を祈念して、宇佐八幡宮を現在の岩手県水沢市に移し、鎮守府八幡宮(ちんじゅふはちまんぐう)をまつった。

その後、室町時代に奥州のおっさんが自領内(現宮城県遠田郡田尻町)に守護神として崇敬した。

その時から世から大崎八幡宮と呼ばれ、奥州のおっさんの

もっとみる
松島三大橋

松島三大橋

松島は、松島湾とその周辺に浮かぶ260余りの島々を総称したものをいう。

その島々にかかっている橋が3つある。

それが松島三大橋だ。

まず、一番上にあげている写真が一番有名な橋、「福浦橋」だ。

そして、この写真が「渡月橋」(とげつきょう)。

渡月橋がかかる雄島は中世僧たちが修行にでる島であったため、俗世との縁を断ち、修行に励むことから”縁切り橋”と呼ばれている。

この橋が透かし橋です。

もっとみる
洞爺湖の歴史

洞爺湖の歴史

<洞爺湖>

洞爺湖は、洞爺湖有珠山ジオパークとして『日本ジオパーク』、『世界ジオパーク』に登録されています。

*ジオパーク…科学的に見て貴重な地質遺産(地層・地形)を持ち、考古学や生態学、歴史文化的にも重要な価値がある一定の地域を保存する自然公園

「日本百景」、「新日本旅行地100選」、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されています。

<地理>

「洞爺カルデラ」内にできた湖

もっとみる
仙台牛タンが有名なわけ

仙台牛タンが有名なわけ

戦後の話ですが、当時は焼き鳥が流行っていたみたいで、牛タンの名店「味太助」の初代、佐野啓四郎さんも焼き鳥屋をしていたそうです。

でも、佐野啓四郎さんは焼き鳥だけではなく、豚肉や牛肉を焼いてお客さんを呼んでいたそうだ。

しかし、他の店が次から次へと真似していくので、かなり苦労しました。そんな時、牛タンがおいしいらしいと聞き入れた佐野啓四郎さんは牛タンを試しに食べてみるとその味に驚き、牛タンを売り

もっとみる
瑞巌寺の歴史

瑞巌寺の歴史

瑞巌寺は正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、臨済宗妙心寺派に属するお寺です。

臨済宗とは、日本には臨済宗と曹洞宗の2つあるうちの1つで、臨済義玄(りんざいぎげん)が広めたものです。

臨済宗とは簡単に言うと「悟り(心の迷いを去って正しいものを取得すること)を開くには自分と向き合うことが大切である」という教えです。

妙心寺派とは簡単に言うと、自分自身を信じ受け入れ、生かされていることに感

もっとみる
「村上屋餅店」

「村上屋餅店」

今でこそ仙台市民のソウルフードとなった「づんだ餅」ですが、それは、伊達氏の陣中が食糧にと畑の枝豆をつぶして餅と混ぜ合わせて食べたことから始まり、それを村上屋餅店・3代目の村上精次郎さんが初めて商品化したことから同店は「づんだ餅発祥の店」呼ばれている。

創業(明治10)より前に遡ると初代村上家の村上孫左衛門と2代目の孫三郎は、江戸時代に仙台藩伊達家の御用菓子司であったそうです。

づんだの由来は諸

もっとみる