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『シンシュン』 〜中1国語の教科書から

『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』著者の舟之川聖子です。中学一年生の国語の教科書に、西加奈子さんの『シンシュン』という小説が載っているのを発見しました。

自立、境界線、気づき、学び、本物さ......。違うことが怖い、でも違っていてもいい。違うからこそ一緒にいられる。

この物語を国語の時間に仲間と共に読み込み、味わい、自分の心に響かせる読書ができたら、これからの日常生活で、人生で、再現できる機会が必ず訪れそう。まさにわたしたちが『きみトリ』で、「友だちってなんだろう?」「友だちとどう付き合う?」について書いた「友だちのトリセツ」の項とつながります。

すばらしいことにというべきか、残念ながらというべきか、この教科書のための書き下ろしだそうです。たまたま中一のお子さんが近くにいらして、教科書が光村図書のものだったら、ぜひ見せてもらってください。そしてぜひ親子で感想を話してみてください。6ページの短い物語に大切なことが詰まっています。今後、書籍に収録されるといいなぁ。

著者に興味を持った人が、他の本を読みはじめるかもと想像するとわくわくしますし、西さんのファンとしても、とてもうれしい。欄外には辻村深月さんの本も紹介されています。最近の国語の教科書って、ほんとうに至れり尽くせりですねぇ!

こんな動画がありますよと『きみトリ』読者の方から教えてもらいました。

ひととおり感想が出たところで、これを観てまた対話を深められますね。


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