【徒然日記】夢の話
【世界一周まであと〇〇日】
最近やたらと夢を見ます。
でも実は夢はみんな見ていて、忘れてしまっているだけという話を聞いたことがあるので、正確には夢を覚えているというのでしょうか。
時々、本当にごくたまになんですけど、夢から覚めた後になんだか幸せだな~と心がぽかぽかするような夢を見ることがあります。
ただ、夢ってだいたいオチがなくて意味不明なんですよね。誰だったんだ?って人や、え、結局どうなったの?ってことが多いです。あと中学の時の友達と高校の時の友達が入り混じっていたり…私にとってはみんな友達だけど、こことここは繋がってないよなって思ったり。あとはリアルすぎる現実に起きそうな夢で、夢から覚めてもこれは現実だったのか?とプチパニックになる夢。
今回見た夢は「余命宣告」を受ける夢でした。
私に残された余命はわずかあと1年でした。きっと何かの病気でもう自分で歩くこともほぼできず、1日のほとんどをベッド上で過ごしている状態です。まだ若くて、我が子なのか数人の子どもたちに囲まれていました。
余命宣告を受けて途方に暮れるかと思いきや、残された時間を本当に楽しそうに暮らしていました。これこそ「幸せだ!」というような、なんだか陽だまりに囲まれた、色で例えるなら黄色っぽい淡いオレンジのような…とにかく幸せだったんです。もちろん夢なのでオチはありません。その後夢の中の私がどのような最期を迎えたのかも分かりません。ただ覚えているのは余命宣告を受けたのに幸せそうに毎日を過ごしていたということ。
起きても心がぽかぽかしていて、もう一度夢をみたいなというような気分でした。
医療現場で働いているからこんな夢を見たのでしょうか。
病院で働いていると患者さんの最期に関わらせてもらうことがあります。
何年働いても最期の時は悲しいし、その過程もつらいです。慣れることは決してなく、正直残された家族になんと声をかけたらいいのか、いつも迷います。正直、何も言えないことが多いです。家族への声掛けにきっと正解なんてないのでしょうが、なんと言うのがベストなのかも分かりません。
語弊があるかもしれませんが、私は患者さんの最期の最後の人生の中のほんの一瞬しか関わらせてもらっていないので、亡くなられたときは本当に悲しいのですが、今まで一緒に過ごしてきた家族と同じように泣いたりするのはあまりに失礼なんじゃないかと思い、家族の前では泣かなくなりました。
以前この話を先輩としたのですが、先輩は泣く泣かないのはどちらでもいいけれども、看護師があまりにも感情を出しすぎて、家族が悲しむタイミングを失うのは違うと思うとその先輩は言っていました。泣かないと一概に決めるのではなく、一緒に家族と泣くことで悲しみを分かち合い、家族が感情を表出しやすくなることもあるのではないかと言っていました。やはり先輩は自分の何倍も看護師をされているだけあり、考えの次元が違いました。
コロナで面会が禁止の今、会いたくても会えず、患者さんも家族も辛いと思います。ただ、いつも感じるのですがやっぱり家族っていいなって本当に思います。家族に早く会いたいからリハビリを頑張る患者さん、手術を受けようと決意する患者さん。くさい言葉かもしれませんが、心が繋がっているってきっとこういうことなんだろうなと思いました。
と、少し夢の話からは逸れてしまいましたが、以前天涯孤独の患者さんを見送り、色々な現実を目の当たりにしました。自分のことを思ってくれる人がいるということは当たり前なことではなく、本当に幸せなことだと思います。
ーP.S.ー
ちなみに私の見た夢は、あんなに心がぽかぽかしたにも関わらず、夢占いでは最悪でした(笑)。
mana
※このnoteはmana&kanaの共同です。投稿の最後に投稿者の名前を書いています。
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