Mana(まな) 旅と日々。

旅と日々のこと。好きな旅先は、京都、パリ、サンタモニカ。帰る場所はいつも、祖母の隣(東…

Mana(まな) 旅と日々。

旅と日々のこと。好きな旅先は、京都、パリ、サンタモニカ。帰る場所はいつも、祖母の隣(東京)です。「ココロレストラン」ご覧いただき、ありがとうございました💗

マガジン

  • #東京の休日 【休日シリーズⅦ】

    東京の素敵なスポットを紹介していきます。美術館、カフェ、主観多めです。

  • 宝石箱

    エッセイ集。大切な瞬間を収めています。

  • YOGA日記。

    ヨガを始めて8年。日々のヨガの中で得た気づきを言葉にしたい。そんな思いでこの日記を始めました。

  • #日本の休日【休日シリーズⅧ】

    素敵な「国内の旅先」の情報をお届けしていきます。

  • 「東京・花めぐり」

    七十二候(しちじゅうにこう)のカレンダー。移ろいゆく季節を、都会に咲く花々とともにめぐります。

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東京の休日 188〜【Gucci Visions展】昨年オープンの「グッチ銀座 ギャラリー」、春らんまん♡でございました〜

またひとつ銀座の街に高貴な 「アートスポット」が 誕生いたしました。 「グッチ銀座 ギャラリー」 https://www.gucci.com/jp/ja/st/stories/article/gucci-visions-ginz

東京の休日 191〜【「大名茶人 織田有楽斎(うらくさい)」展@サントリー美術館(六本木)】すーっと茶道の新たな扉がひらかれ…

学べば学ぶほどに 「未知」が増えていく。 それが茶道の世界のおもしろきところと 常日頃より感じているのですが こちらの展覧会では また新たな扉が静かにひらかれたよ…

《甘、みちづれ.》

 バレンタインデーに、ホワイトデー。これらの「口実」により、ついつい甘いものを買いたくなってしまうのは、わたくしだけでしょうか。  それを「自分のため」だとちょ…

東京の休日 190〜【特別展:本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の大宇宙】いよいよ今週末までとなりました〜

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」 2024年1月16日(火)~3月10日(日) 東京国立博物館 平成館(上野)にて。 いよいよ今週末までとなりました! 「マルチアートの天才」 …

東京の休日 189〜【千年雛めぐり@目黒雅叙園百段階段】圧巻の「おひなさま」が彩ります〜

三月三日。 ひな祭り、桃の節句が 近づいてまいりました。 そのような日頃にぜひ訪れたい展覧会が ホテル雅叙園東京の「百段階段」にて 開催されています。 「千年雛め…

東京の休日 187 〜【マリー・ローランサン ―時代をうつす眼】展@アーティゾン美術館 :優美な才に惚れ惚れといたしました〜

「マリー・ローランサン ―時代をうつす眼」 2023年12月9日(土) 〜2024年3月3日(日) アーティゾン美術館 (京橋) 叶うことなら 何度でも足を運びたい 素晴らしい展覧会で…

東京の休日 186 〜【⁡ハッピー龍リュウイヤー!静嘉堂@丸の内】辰年の「美術館始め」、龍彩る至宝を愛でてみませんか?〜

⁡「ハッピー龍リュウイヤー! 〜絵画・工芸の龍を楽しむ〜」 2024年1月2日(火)〜2月3日(土) 静嘉堂文庫美術館(丸の内)にて。 「辰年」を迎えたことを 華やかに奥深く⁡…

東京の休日 185 〜【虎屋菓寮】新春に口福を!「お雑煮」と「花びら餅」を味わいました〜

お正月料理。 これをいただくと 自然と姿勢が正され 心新たに日々を送れるような 気がいたします。 今回ご紹介いたしますのは 「虎屋菓寮(とらやかりょう)」の 赤坂店…

《迎春、香.》

 紅白なます、海老、数の子、昆布巻き、お煮しめ、八頭、栗きんとん、花豆、黒豆。大晦日までにこれらをつくり揃え、いざ元旦。のこすお雑煮をコトコトと炊くだけとなった…

今日のYOGA。「霜降:お茶をこぼさないように/習慣の定着/お出かけの体力、集中力」

昨年の11月からお休みしていた
 「YOGA日記」を再開いたします。 出逢ってから8年目のヨガ。 日々続ける中で得た 気づきをつらつらと綴る日記です。 今回からは 二十四…

今日のYOGA。「霜降:せかせかがすーっと/背中に溜まる/詰まりとさよなら」

昨年の11月からお休みしていた
 「YOGA日記」を再開いたします。 出逢ってから8年目のヨガ。 日々続ける中で得た 気づきをつらつらと綴る日記です。 今回からは 二十四…

東京の休日 184 〜【ル・ショコラ・アラン・デュカス】チョコレートの美味しい冬、日本橋でル・サロン限定のデザートをいただき…

冬になるととたんに 口にしたくなるのがチョコレート。 さらに、 映画『ウォンカとチョコレート工場の はじまり』を鑑賞したあとには ますますその気持ちが ふくらんでし…

東京の休日 183〜【ザ・リッツ・カールトン東京】まるで輝く宝石!感動響き渡るホリデーシーズンアフタヌーンティーでした〜

ホリデーシーズンを 皆さまどのように お過ごしでしょうか。 美味しいもの、華やかな装飾、 そして甘い時間 これらが揃うことをわたしは 毎年願ってやみません。 という…

《初泣、初虹.》

 京都の街が、いつもとは全くちがってみえたのです。神々しくて、痺れるほどおもしろくて、崩れ落ちるほどに粋で。  「光悦会(こうえつかい)に行きましょう。」お茶の…

京都の休日 60 〜【ひらまつ高台寺】日仏の美しさとけ合う初冬のひと時を〜

街中のきらめく時が やってまいりました。 そのような季節に 訪れたくなるのが 「レストランひらまつ 高台寺」さんです。 豊臣秀吉、ねねの愛した 京都・高台寺にありま…

京都の休日 59 〜【金地院(こんちいん)】特別拝観:八窓席は〇〇好みのお茶室でした〜

南禅寺(なんぜんじ)。 その塔頭(たっちゅう/ 大きなお寺の境内にある小さなお寺)のひとつ、 「金地院(こんちいん)」を 訪れました。 塔頭といっても 東京に暮ら…

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東京の休日 188〜【Gucci Visions展】昨年オープンの「グッチ銀座 ギャラリー」、春らんまん♡でございました〜

またひとつ銀座の街に高貴な 「アートスポット」が 誕生いたしました。 「グッチ銀座 ギャラリー」 https://www.gucci.com/jp/ja/st/stories/article/gucci-visions-ginza 銀座四丁目にございます 「グッチ銀座」の6、7階に オープンしましたこちらのスペース。 Gucci/グッチの世界を 「体験できる」ギャラリー、 また、 Gucci/グッチと アーティストやクリエイターの方々が つながりを育む場となっており

東京の休日 191〜【「大名茶人 織田有楽斎(うらくさい)」展@サントリー美術館(六本木)】すーっと茶道の新たな扉がひらかれました〜

学べば学ぶほどに 「未知」が増えていく。 それが茶道の世界のおもしろきところと 常日頃より感じているのですが こちらの展覧会では また新たな扉が静かにひらかれたようでした。 これに心は激しく燃え上がってしまったようで。 四百年遠忌(おんき)記念特別展 「大名茶人 織田有楽斎(うらくさい)」 2024年1月31日(水)~3月24日(日) さっそく展覧会の概要を みてまいりたいと思います。 織田有楽斎(うらくさい)こと、 織田長益(ながます)(1547年〜1621年)

《甘、みちづれ.》

 バレンタインデーに、ホワイトデー。これらの「口実」により、ついつい甘いものを買いたくなってしまうのは、わたくしだけでしょうか。  それを「自分のため」だとちょっぴり落ち着かない気持ちがして、誰かをみちづれにしたくなってしまうことも。  「さわやかな甘さだね。」「しつこくない甘さだね。」「ちょうどいい甘さ。」  いつもわたくしのみちづれになってくれる祖母は、苺、ケーキ、和菓子をそれぞれこのように表現するのです。もぐもぐと小さな口を動かし食べる姿も、その的を得た「食レポ」

東京の休日 190〜【特別展:本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の大宇宙】いよいよ今週末までとなりました〜

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」 2024年1月16日(火)~3月10日(日) 東京国立博物館 平成館(上野)にて。 いよいよ今週末までとなりました! 「マルチアートの天才」 「異風者(いふうもの)」と称される 芸術家・本阿弥光悦(ほんあみこうえつ) (1558~1637)。 その名品、 刀、書、工芸品、茶碗…を贅沢に!堪能できる 展覧会となっております。 作品をご紹介します前にまずは 「本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)」 という人物のお話を。 1558年(永禄元年)

東京の休日 189〜【千年雛めぐり@目黒雅叙園百段階段】圧巻の「おひなさま」が彩ります〜

三月三日。 ひな祭り、桃の節句が 近づいてまいりました。 そのような日頃にぜひ訪れたい展覧会が ホテル雅叙園東京の「百段階段」にて 開催されています。 「千年雛めぐり ~平安から現代へ受け継ぐ想い~ 百段雛まつり 2024」 ホテル雅叙園東京(目黒) 開催期間:2024年1月20日(土)~3月10日(日) ✴︎会期中無休 舞台は 東京都指定有形文化財、 ホテル雅叙園東京の「百段階段」。 ひな人形たちが艶やかな古のお祭りを 催しているかのようでした。 それではさっそ

東京の休日 187 〜【マリー・ローランサン ―時代をうつす眼】展@アーティゾン美術館 :優美な才に惚れ惚れといたしました〜

「マリー・ローランサン ―時代をうつす眼」 2023年12月9日(土) 〜2024年3月3日(日) アーティゾン美術館 (京橋) 叶うことなら 何度でも足を運びたい 素晴らしい展覧会でございました。 柔らかな曲線 心くすぐられる色彩 ...とここまでは 想定内だったのですが 今回は 画家・マリー・ローランサンの 「優美な才」にすっかりうっかり ハートを奪われてしまったのでした。 その麗しき作品をご紹介する前に まずは展覧会の概要から。 主役の 「マリー・ローランサン

東京の休日 186 〜【⁡ハッピー龍リュウイヤー!静嘉堂@丸の内】辰年の「美術館始め」、龍彩る至宝を愛でてみませんか?〜

⁡「ハッピー龍リュウイヤー! 〜絵画・工芸の龍を楽しむ〜」 2024年1月2日(火)〜2月3日(土) 静嘉堂文庫美術館(丸の内)にて。 「辰年」を迎えたことを 華やかに奥深く⁡体感できる 展覧会でございました。 龍のイメージの広がる この龍“七変化”に すっかり魅了されてしまいました! ⁡ (上記「暗くも…淵に潜る」は 中国最古の漢和辞典『説文解字(せつもんかいじ)』 にある『龍』の解説の一部です。 今回展示されております。) さっそく作品を ご紹介してまいります。

東京の休日 185 〜【虎屋菓寮】新春に口福を!「お雑煮」と「花びら餅」を味わいました〜

お正月料理。 これをいただくと 自然と姿勢が正され 心新たに日々を送れるような 気がいたします。 今回ご紹介いたしますのは 「虎屋菓寮(とらやかりょう)」の 赤坂店さん。 「とらや」さんの和菓子や季節のお食事を 日頃から味わえるこの場所で 年の始めは 「お雑煮」をいただけるのです。 これが絶品で! お餅入りのお雑煮はわが家では つくらないことに加え 京風のお味がたまらず 毎年の愉しみとなっております。 店内のお正月飾りも雅なのです。 さっそく「お雑煮」から

《迎春、香.》

 紅白なます、海老、数の子、昆布巻き、お煮しめ、八頭、栗きんとん、花豆、黒豆。大晦日までにこれらをつくり揃え、いざ元旦。のこすお雑煮をコトコトと炊くだけとなった年明けの朝です。  お正月なので抜かりなく!と思いながらも、何かを忘れる。これを今回もしでかしたわけですが、案外そのことが大切なことを想い出させてくれたようでした。  わが家のお雑煮のオールスターは、大根、白菜、金時人参(お花型)、青菜(今年は菜の花)、百合根、油揚げ、寿のなると。祖母が高齢のため、お餅はなしです。

今日のYOGA。「霜降:お茶をこぼさないように/習慣の定着/お出かけの体力、集中力」

昨年の11月からお休みしていた
 「YOGA日記」を再開いたします。 出逢ってから8年目のヨガ。 日々続ける中で得た 気づきをつらつらと綴る日記です。 今回からは 二十四節気、七十二候にのせて お届けしてまいります。 ✴︎ 霜降・そうこう 【楓蔦黄・もみじつたきばむ】 「11月3日~11月7日頃」 <11月3日> 大事なお茶会の朝。 今回はいただく方でなく おもてなしする側なので いつも以上に 「ヨガのあと」の心身の穏やかさ が必要になる。 新米のわたしが

今日のYOGA。「霜降:せかせかがすーっと/背中に溜まる/詰まりとさよなら」

昨年の11月からお休みしていた
 「YOGA日記」を再開いたします。 出逢ってから8年目のヨガ。 日々続ける中で得た 気づきをつらつらと綴る日記です。 今回からは 二十四節気、七十二候にのせて お届けしてまいります。 ✴︎ 霜降・そうこう【霎時施・こさめときどきふる】 「10月28日~11月2日頃」 <10月28日> am 9:30 朝のバタバタがひと段落。 マットを敷き ヨガを始める。 身体がほぐれていくと あのせかせかした気持ちが すーっと落ち着いていく。

東京の休日 184 〜【ル・ショコラ・アラン・デュカス】チョコレートの美味しい冬、日本橋でル・サロン限定のデザートをいただきました〜

冬になるととたんに 口にしたくなるのがチョコレート。 さらに、 映画『ウォンカとチョコレート工場の はじまり』を鑑賞したあとには ますますその気持ちが ふくらんでしまいました。 ということで向かったのが 「Le Chocolat Alain Ducasse MANUFACTURE À TOKYO (ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房)」 の「ル・サロン」。 チョコレート工場に浮かぶカフェ といった印象の店内です。 今回いただいたのは 「ル・サロン」限定のデザ

東京の休日 183〜【ザ・リッツ・カールトン東京】まるで輝く宝石!感動響き渡るホリデーシーズンアフタヌーンティーでした〜

ホリデーシーズンを 皆さまどのように お過ごしでしょうか。 美味しいもの、華やかな装飾、 そして甘い時間 これらが揃うことをわたしは 毎年願ってやみません。 ということで 今回ご紹介するのは ザ・リッツ・カールトン東京(六本木)の ホリデーシーズン アフタヌーンティー 「Buccellati Afternoon Tea ブチェラッティ アフタヌーンティー」です。 「ザ・リッツ・カールトン東京」と 「Buccellati(ブチェラッティ)」との コラボレーションとなっ

《初泣、初虹.》

 京都の街が、いつもとは全くちがってみえたのです。神々しくて、痺れるほどおもしろくて、崩れ落ちるほどに粋で。  「光悦会(こうえつかい)に行きましょう。」お茶の先生が、そう提案してくださったのは、今年の春先でした。  まだ茶道の世界に入って二年のわたしがポカンとしている中、先輩方は「え〜〜〜!!!」と悲鳴をあげていらっしゃいます。伺えば、「光悦会」は日本最高峰の会員制のお茶会。登山でいえばエベレスト登頂のような会に、総勢20名の弟子を招待してくださるというのです。ご自身の

京都の休日 60 〜【ひらまつ高台寺】日仏の美しさとけ合う初冬のひと時を〜

街中のきらめく時が やってまいりました。 そのような季節に 訪れたくなるのが 「レストランひらまつ 高台寺」さんです。 豊臣秀吉、ねねの愛した 京都・高台寺にあります フレンチレストラン。 京都の食材に彩られた 正統派フレンチを ずっと眺めていたい 京都の美しい景色とともに 堪能できるのです。 ランチメニューの一例を ご紹介いたします。 (お料理の写真はメニュー内容と ことなります。ごめんなさい!) ・栗のフォンダンと黒トリュフ風味の ロワイヤル仕立て 小さなフイ

京都の休日 59 〜【金地院(こんちいん)】特別拝観:八窓席は〇〇好みのお茶室でした〜

南禅寺(なんぜんじ)。 その塔頭(たっちゅう/ 大きなお寺の境内にある小さなお寺)のひとつ、 「金地院(こんちいん)」を 訪れました。 塔頭といっても 東京に暮らす身からすると ずいぶんと立派なお寺。 重要文化財のお茶室などが 「特別拝観中」でしたので 本日はその様子を中心に ご紹介いたします。 ちなみに、 「特別拝観」は ガイド付き(所要時間30分ほど) となります。 その見どころは ・長谷川等伯の 《猿猴捉月図(えんこうそくげつず)》 そして、 ・京都三大