自分は何者でもないからこそ図々しくやり続ける。〜40歳を迎えた日とモネ展〜
現在の私は、今までの人生経験を活かして、どなたかのお役に立ちたいって思って、人生相談の受け付けを自分がやろう!と決め、そして現在はその準備をしている最中だ。
前にもそのような考えに至った経緯を、いくつかの記事に書いている。
そう決意したはいいけれど、やっぱり新しいことを始めるってことは恐怖も伴うもの。
以前の私は、
「だけど………そうして私がお客様を募り、そして私が放った言葉で、ひょっとしたらどなたかを傷付けてしまったり、もしくはどなたかの人生が変わってしまうって事もあるのかもしれない………」と、怖く感じてた時もあった。
けど今は、良い意味でドライな気持ちになっていて、自分自身と自分ではない人物との心理的な境界線を私はしっかりと引けてる!ってそう思っている。
それを具体的にいうと、
「今の私にできる限りのことを誠実に、そして正直に心のままにお客様にお話して、それをお相手の方がどう受け止めそしてどう感じるのか、そこから先はもうその方次第、その方ご自身の課題なんだよな。」
そんな風に考えるようになった。
こうして文章にして書いてみると、とても冷たい人間のように見えてしまうのかもしれないけど、誰かを傷付けてしまうかもしれないから……などと、マイナスの部分ばかりに目を向けていたら、身動きが取れなくなってしまう。
そして、本当に私という人間を必要としてくださっている方に、私が提供するサービスをお届けするってことも出来なくなってしまうって思う。
こうして、自分自身を世に向けて売って行く!ということをしていく為には、ある意味での図太さ、そして図々しさは必要だって今の私は考えているし、そうして自分自身を信じて、図々しいくらいの心持ちで続けて行かないと、たちまち埋もれちまうよ!ってのがこのネットの世界なんじゃないかな〜?って、そう私は感じてる。
私が発信活動をするようになって、ひしひしと日々感じていることだ。
だから、何者でもないからこそ、やり続けるしかない。なかなか結果が出なくても悲しいことがあっても、私は文章を書き続ける、今できる事を積み上げ続ける、そう心に決めてる。
もともと弱々人間だった私がこんな感じの考え方を、時間を掛けて出来るようになったのは「この方こそは!」って思って、その思想や生き方を学ばせていただいてきた方々の影響がとっても大きい。
ゆくゆくは私は作家になろう、そう決めてから、
長期に渡りコンサルティングを受けさせていただいている、末吉宏臣さんや、ツイッター(X)で知り合ってご本人にもお会いした、やすな社長さんなどなどの方々だ。
迷ったときには、私の頭の中にその方々のお言葉が自然と湧いてくる。
だからコツコツ、やれることやります。
ほどほどに。
アラフォー無理しない。
◇
先月の終わりに、私はとうとう40歳の誕生日を迎えた。
その日私は一人、東京上野にいた。
急に「あ!!」っと思い立って、こちらを見に行って来た。↓
上野の森美術館「モネ連作の情景」
撮影可能だった絵画を撮ってきたので、40歳記念に載せておきます😊
私は、恥ずかしながら芸術作品には詳しくはなかったのだけど、今回のこのモネの作品展を見に行って、モネが生涯をかけて追求し続けたのであろう、その繊細な世界観に衝撃を受けた。
モネは、景色が美しい場所など気に入った場所を見つけては何年にも渡り、その同じ場所を何枚も描写する、そんな方式で作品を描く画家だったようだ。
それを「印象派」というそうです。
たとえ同じ場所でも季節や時間が違えば、移ろう光のニュアンスや色々が異なるのだと。
そこには圧倒的な“狂気”があった。
お金になるのかもわからなくても、きっとモネは、描かずにはいられなかったのだろうなあ……とそう思って。それぞれの絵の迫力に息を呑んだ。
「自分も歴史に名を残すような、モネのような人物になりたい!」と、さすがにそこまでのことを思うような図々しさは、私にはないです。笑
だけど、『描かずにはいられない』って気持ちは、なんとなくわかる気がした。私も、メンタルバランスを保つ為に文章を書かずにはいられないって、そんな時もよくあるから。
良い誕生日になった!
◇
ここまで読んでくださってありがとうございました。
記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!