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素直な息子。

私は、もれなく世の中の流行りに乗って、数ヶ月ほど前から本格的にサウナーの仲間入りをした、初心者サウナーです。

週に数回通う程度であり、トッププロサウナーの方々の足元にも及ばぬほどの若輩者なので、私はサウナーです!と名乗って良いのかはわからないのですが、サウナが人生の一部となってから、なんだか人生がとっても楽しくなりました。

今までもサウナについての記事を何記事か書いて来たのですが、その度にサウナーであるnoterさんにフォローしていただいたりして、お互いにサウナーである、と言うだけで「うぉー!この方もサウナーさんなんだ!!」と、謎の仲間意識を勝手に抱かせてもらって、ひとり嬉しくなっています。

この年齢になり、ここまで何かを好きになると言うことは、正直意外でした。きっかけとなったのは、とあるドラマ。

テレビ東京、ドラマ『サ道』です。

昔は、苦手だったのですサウナ。息苦しくなってしまうような気がして。でも、このドラマの登場人物たちは、とっても楽しそうにサウナライフを満喫している。

ドラマを見続けていたら、必然的にやっぱり自分もととのってみたい、と思うようになりました。

意を決し、近所にある温泉施設へ行き、しばらくぶりにサウナ室の扉を開いたのです。入り方に関しては、ドラマを見まくっていたので、自然と身についていました。

そして、人生ではじめての、ととのいの世界を垣間見たのです。

まさにそこは、『無の世界』でした。
学生時代は、運動部に所属していたのですが、あの頃の無心感を取り戻したような気がしました。

そんなドラマのdvdを家で繰り返し見ていたので、子供たちも自然とサウナの知識を身に付けて行きました。夫には、『子供たちには、もっと別のこと身に付けさせてよ〜』と若干白い目で見られながらも、私はおかまいなし。笑

サウナに行くようになってから、私自身は、晩酌の習慣もすっぱりとなくなりました。必要性を感じなくなったのです。それと、慢性的であった片頭痛なんかも、軽くなったような。

そんなある晩のこと、下の小学校高学年の息子が、『お母さん、今日湯船ってあるかなぁ?』と私に聞きました。

我が家では、湯船には浸かるのは、時間的に余裕がある日、2〜3日に一度くらいのペースなのです。それ以外の日はシャワーのみで済ませます。

私は「今日?湯船入ってるよ?今お湯温かいから入れるよ?」と息子に言いました。すると息子は、『よかった〜!今日は、湯船に浸かって、水シャワーして、休憩して、を3セットやってさー、ととのいたい気分だったんだよね〜!!』と言ったのです。

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素直な息子は、完全に私の影響を受けまくって成長しているではありませんか。笑

でもこの先、生きて行く上で、サウナの知識はプラスに働くことはあっても、マイナスに働くことはないだろう!と、私は考えました。

子供は、スポンジのように何でも吸収してしまうものですよね。自分の言動や、生き方なんかには本当に気をつけていないとな、と痛切に感じた出来事でした。

数日前から実家へ帰省中です。やはり、親とは別に暮らすようになり、十数年が経過しているので、数日一緒に過ごすだけでも、なかなかです。笑

やっぱり早く我が家へ帰りたいや………
ここまで読んで下さってありがとうございました!



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