見出し画像

134.仕事で何を成したいか、人生設計の中に組み込むと偉業を達成できる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


仕事と言えば労力を提供して対価を得るものですが、それだけではありません。自分の能力をもってタスクに注力し、商品やサービスを通して社会貢献することも仕事です。そして、働くことでなりたい自分になる自己実現を果たすのもまた、仕事の意義だと言えます。

ただ日々の仕事に追われ与えられた業務をこなすだけだと、職務に熟達はしていきますがそこに夢や自己成就はありません。いわゆる“ライスワーク(ご飯を食べるためだけの仕事)”になってしまいます。

では、誰かが目標を与えてくれるかというとそういう訳でもありません。働くことで何を成したいかというのは芸術作品と同じようなもので、自分で作り出し設定しなければ誰も与えてくれるものではないのです。

例えば絵を描く場合で考えると、生活のために描く場合、想像力や奇抜さがなくどこか媚びたような作品になるでしょう。自分の技術や才能を活かすために描くなら、個性は表れかもしれませんが押しつけがましく自己満足を思わせる作品になるかもしれません。

しかし、なりたい自分像や夢をもって描くと、見る人に感動を与え後世まで遺る作品にまで昇華される場合も少なくないでしょう。だからこそ、自分の描きたいものを心の中に据えて置くことが大切なのです。これはまさしく仕事にも当てはまることなのではないでしょうか。

そして可能ならその目標を、自分の人生の段階的な設計に組み込んでみましょう。「○○歳までにこれを達成する」「△△歳にはこの分野の専門家になる」など、規模や人数、売り上げとは異なる“自分個人”の目標設定がカギです。

それを積み重ねていくと、きっと周囲も自分すらも驚く偉業を成し遂げられるでしょう。他の誰から称賛されなくても構いません。他ならぬ自分自身が満足し納得する、それが自己実現なのですから。

ただ往々にして、自己実現の先には社会的評価が待っていることがほとんどだったりするものです。

Q.あなたは仕事を通して何を成したいですか? どんな自分になりたいでしょう。


34.知性、お金、愛情、権力 ……最後に勝つのは「健康」な人