夫婦間で”価値観は合わない”を前提に考える

突然ですが、離婚の原因、第1位は「価値観のすれ違い」だそうです。価値観が合わない人と一緒に長く暮らすのは苦痛が伴うので、気持ちはわかります。

一方で夫婦間の「価値観のすれ違い」ゆえに離婚を決断された方々の考えととして、夫婦は価値観が合うものだという前提があったのでは?という疑問を持たざる負えません。

それに対して合うわけないじゃん?というのが私の考えです。価値観はこれまで生きてきた環境に大きな影響を受けながら構築されます。これまでの数十年間、全く違う環境下で生きてきたら、価値観が大きく異なるのも当たり前でしょう。男と女では違う生き物ですし・・・

「そんなの言われなくても分かっている。ただ一つひとつのズレが小さくても、それが束になると、もうどうしようもない状況になっている」という声がありそうですね。

私自身、結婚7年目を迎えて、4歳の娘と妻と3人で暮らしていますが、これでもかというくらい価値観・考えが違くて、日々絶望をしています。

この先どうなるか分かりませんが、何とか今までやってこれたおかげの一つとして、「夫婦間で価値観は合わない」という前提を持っているからだと思っています。

そして価値観・考えを新たに構築するというスタンスだからだと考えています。言うは易く行うは難しなので、自分たちがしっかり行動に移しきれているかは微妙ですが、気持ちは常に持っています。

夫婦間での価値観は合わないを前提に考える→だからすり合わせをして、時に新たな価値観を作りあげるという共同作業をするアプローチが大切だと思います。

子どもがいる場合、夫婦間で価値観がズレていることを理由に不仲になると、一番悪影響を受けるのは子どもなんですよね。

子どもが成長して、特に思春期に差し掛かると、親子間で何かしらの衝突はあると思います。その時に夫婦間の関係がボロボロだと上手く対処しきれないでしょう。

ですので自分のためにも家族のためにも、夫婦間で新たな価値観を作り上げることが大切になってくるんじゃないかと感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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