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[Day1]判定を目の当たりにして

結論からいうと、夫は陽性でした。
昨日、あまりに辛すぎると、とりあえず体温を測り食事だけして、眠った夫。
その後起きた時にようやく気力が湧いてきたようで、わたしが調達してきた抗原検査キット(研究用)というものを使ってみました。


判定は、リスク:低、というもの。
購入時に「これは研究用で陰性・陽性という結果は出ません」という説明は受けました。「じゃあ誰が何の為に買うんですか」という質問が喉まで出かかったんですが、他のドラッグストアや調剤薬局で軒並み売り切れや次回入荷未定、だったので4,000円程するこの商品を買いました。
ただ、冒頭に申し上げたように夫は陽性でした。
診察時に、先生にこのドラッグストアの抗原検査キットでリスク:低と出たことも話したそうなんですが「あれあんまりアテにならないんだよね〜」と一蹴されたそうです。。。
これでリスク:低なら多少気休めになるのかな、と思いきや逆効果ですね。
1回にしては高額なので、怪しいと思ったら自宅での徹底隔離をして、医師の診察にかかることを強くお勧めします。

わたしが陽性の連絡を受けたのは、診察に行った病院からだと思います。
LINEで陽性だった、と連絡を受けた時は「まじか…」と頭の中が真っ白に。
東京都に住んでいて、他県とは桁の違う感染者数を毎日ニュースで見ていたのに、「もう時間の問題で、いつかはなるだろうな」と心のどこかで思ってはいたものの、いざ1番近い家族の陽性を聞いてこんなことがあるのか、と思ってしまいました。

そこから、どういう時間の流れで物事が進んでいったかはあまりはっきり覚えていないのですが、これからどうするか、ということを色々話しました。
このままここで家庭内隔離を続けて自宅療養するのか、わたしたちが避難(※)したほうが良いのか、夫がどこかで避難して隔離生活した方が良いのか、など。。。
詳細は省きますが、我々にはいくつか選択肢があったので話は二転三転、右往左往したのですが、結局、東京都のホテル療養に申し込んでみるのがいいのではないか、という結果に落ち着きました。

最初の電話ではおよそ下記のようなことを伝えたようです

  • 名前

  • 生年月日

  • 住所

  • 連絡先(携帯)

  • 症状

  • 受診したクリニック名

当日中の案内は無理だけど、連絡は明日か明後日になる、と夫から連絡。
正直、感染者数も多いし保健所の仕事もパンクしてるんじゃないかと思い、明日の連絡はないんだろうな、明後日も怪しいんじゃないの…?と疑っていました。
なので、翌日になってもホテルの案内が来ない場合は、わたし達が退避しようと思っていました。
夫はコロナかもしれない、と体調不良を自覚して帰宅してから、お風呂も入らずトイレも最低限の回数で済ませて(賃貸の我が家はトイレは1つしかない為)書斎に最低限を詰め込んだ約6畳の部屋に籠りっきりです。
精神的なものはもちろん、体力的にもエコノミー症候群とかあるんじゃないか、わたしならこんな狭い部屋にずっと閉じ込められたらおかしくなってしまう、と考えたのでまだ感染していないわたしと子供の退避を考えていました。

しかし
東京都の対応はとても早く、翌日の午後から、ホテル療養できるようになりお迎えの車両も手配してくれたと夫に連絡があったようでした。

東京都、保健所の担当者の方々にとても感謝の気持ちを抱きました。
Day1で1番印象に残っている場面はこの、夫から「明日からホテル療養できるようになった」という連絡が来た時です


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