波多野まみ

株式会社ハタノシステム専務取締役。 公益社団法人東京青年会議所第68代理事長。 2016年東京都女性活躍推進会議委員。 フィリピン・メトロマニラシティ生まれ、東京都港区育ち。 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科修士課程修了。(MBA取得) 趣味:映画・演劇鑑賞。旅行。

波多野まみ

株式会社ハタノシステム専務取締役。 公益社団法人東京青年会議所第68代理事長。 2016年東京都女性活躍推進会議委員。 フィリピン・メトロマニラシティ生まれ、東京都港区育ち。 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科修士課程修了。(MBA取得) 趣味:映画・演劇鑑賞。旅行。

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ハタノシステムの始まり

はじめまして。 これから少しずつ仕事・プライベート問わず、自分のこと、自分の考えること、自分の好きなこと、自分の信じること、自分の感じることを発信していきたいと思います。 まずは、私のことから。 私は、株式会社ハタノシステムで取締役を務めています。 この会社は祖父である波多野龍吉が1946年に創業した会社です。 第二次世界大戦でビルマ(現:ミャンマー)に出征していた龍吉が東京に戻ってきたのは1946年。東京は焼け野原になっていて、龍吉は大きな衝撃を受けます。そして、

    • 3人目の自分

      自分の中にはもう一人の自分がいる。 私の言動を肯定したり否定したりする自分。 彼女は時に 私を煽ったり 私を蔑んだり 私を鼓舞したり 私を労ったり 私を翻弄させる。そして、 本当に正しいことは何なのか 本当にやりたいことは何なのか 本当に大切なことは何なのか 本当に優しいことは何なのか 問いかける。 だから、私は常に考える。 常に考えているのに、考えた末の判断に 彼女はまた問いかける。 本当にベストであったのか、と。 残念ながらベストでないかもね、となるわけです

      • ミス・サイゴンとアフガニスタンの子供たち

        アフガニスタン情勢は最悪なところまできてしまいましたね。 米軍が撤退する際にカブール空港に集まったアフガニスタンの人々の群れ。命を脅かされ、必死に国外へ逃れようとする人々の姿に胸が締め付けられました。 そして、アメリカ大使館からヘリで撤退する人々の様子はベトナム戦争の米軍撤退時のそれと重なるという声が多数上がりましたね。 私の大好きなミュージカル「ミス・サイゴン」はプッチーニの「蝶々夫人」をベースに舞台をベトナム戦争に変えて描かれた物語。主人公のキムは米軍がベトナムから撤

        • 人の価値は「他者にどのような影響を与えたか」

          取引先である株式会社東京電機の創立100周年記念誌が送られてきた。 ページをめくると、「昭和39年の倒産の危機に再建と自立に向けてお世話になった人」という枠の中に祖父の名前を見つけました。 そして、祖父の写真も!😆 祖父が亡くなってからもうすぐ30年。 それだけの時が経った今でも、祖父が誰かの役に立っていたことをこのように印してくれる人がいる。すごいことだなぁと思います。 人の価値を測る指標の1つに「他者にどのような影響を与えたか」という視点が挙げられると言っていた人がい

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        ハタノシステムの始まり

          コロナによる影響を正しく判断するには

          今年10月の日本における自殺者は、これまでコロナ感染で亡くなった方々よりも多かったそうです。女性の自殺は前年同月比で約83%増加し、男性の自殺は22%の増加でした。様々な方針を立てる際、「コロナによる死亡者」は感染による死亡者だけでなく、このような死亡者の数も含めて考えられるべきだと思います。 そして、いつの日も1番はじめに犠牲になるのは社会的弱者ということも忘れていけないと思います。 https://www.cnn.co.jp/world/35163196.html?fb

          コロナによる影響を正しく判断するには

          メディアに踊らされない強さを持つ

          心ないネットのコメントを拾い上げて、ニュースにするメディアは困りものですね。 恐怖や不安は人の弱さを浮き彫りにします。それが行動に現れる。だからストレスの発散方法しかり個人差が生まれます。 すべては自身の選択であり、自身を映す鏡です。 だからこそ、自分の頭で考え抜き、情報も行動も選択することが大切。マスコミの思う壺にさせてはいけない。自分が試されているのだと思う。 10万円の給付金は申請すべきと私は考えます。 この給付金は国民の一体感が大切といった考えのもと決断したと首

          メディアに踊らされない強さを持つ

          アフターコロナのノーマルな働き方

          WHOテドロス事務局長の言葉は刺さりましたね。 「世界は私たちがいた元の姿に戻ることはできないでしょう。『新しい日常』になるはずです。」と訳されましたが、 原文は「But the world will not, and can not go back this way things were. There must be a “new normal”.」 「新しいノーマル」になると言っています。 そこで「新しいノーマル」について想像してみた。アフターコロナの「新しいノーマ

          アフターコロナのノーマルな働き方

          新型コロナウィルスとの共生•共存を考える

          歴史は繰り返さないけれど、歴史は因果の繰り返し。歴史から学ぶのであれば、最終的には新型コロナウィルスとの共生・共存を目指すべき。 「感染症は文明の揺りかご」と言う長崎大熱帯医学研究所山本太郎教授のインタビュー。 https://www.asahi.com/sp/articles/ASN3B52ZMN3BUCVL00G.html 考えさせられます。 感染症が社会の構造を変えた歴史がある。 例えば14世紀、欧州でのペスト流行は封建社会から近代市民社会へと移行させ、歴史の流

          新型コロナウィルスとの共生•共存を考える

          評論家でなく実践者に〜コロナウィルスに打ち勝つ〜

          遠隔花見🌸をしてみた。 んー。。。 仕事はZoom会議💻 家族・友人とはビデオ通話📲 食事はテイクアウト🍱 エンタメは無観客🎤 もちろん便利だし、安全だし、 こういう状況だから仕方ないのだけど。 やはり対面とは全然違うんですよね。 実際にその場の雰囲気を楽しむこと。 一緒の空間にいる相手を感じること。 画面を通さずに直接実物を見て、直接触れること。 そういうことが恋しくなってしまう。 すべて私にとっては価値あることなのだけど、今となっては特別なことなのかな。

          評論家でなく実践者に〜コロナウィルスに打ち勝つ〜

          シビアに見る日本の女性活躍推進〜国際女性デーに思うこと〜

          3月8日は国際女性デー。 日本でもここ数年は3月8日が近づくと、国連の関係団体をはじめ、女性を顧客層とする企業やNPO団体などが様々なPRを打ってきて、国際女性デーの知名度も上がってきていますね。メディアによるいろんな特集記事も組まれるようになったりして、何かと話題にのぼるのは嬉しいことです。 その一方で、シビアに見るとただのシーズンイベントにしてしまっているようにも思えます。 「今年も国際女性デーの季節がやってきました!」 「皆さん、もうすぐ国際女性デーですが女性活

          シビアに見る日本の女性活躍推進〜国際女性デーに思うこと〜

          悪い忖度

          最近思うこと。 「悪い忖度」は忖度し合える人たちがいて、はじめて成り立つ。お互い守ったり守られたりなどの貸し借りが発生して、「しがらみ」がどんどん強くなる。そういうのが好きな人たちにとって忖度し合える仲間が増えることは喜ばしいこと。 忖度し合うことで生まれる安心感と一体感は人に大きな自信や優越感を与え、自分が正義のヒーローにすらなったように錯覚させる。その錯覚はときに罪悪の意識さえも感じなくさせるのだ。 しかし、そこに忖度しない人が出てくると、積み重ねてきた忖度は一瞬で

          生きるということは呼吸することでなく行動すること

          JC(青年会議所)という団体は、ごみを拾う団体ではありません。ごみを捨てさせない社会をつくる団体です。対症療法ではなく、根本療法を運動という形で社会に示していくことが我々の使命です。 JCという団体は、政府や行政の手足になって活動する団体ではありません。政府・行政・民間を結集させ、牽引していく団体です。明るい豊かな社会の実現のために、市民をインスパイアし、市民にモチベーションを与え、社会にインパクトを与えていくのが我々の役割です。 私たちはJCの価値を社会に示すために、タイ

          生きるということは呼吸することでなく行動すること

          「気づいてくれない」からは何も生まれない

          昨年末に出産した浜崎あゆみさんがこんなメッセージをインスタグラムに投稿しました。 これは、大変価値のあるメッセージだと思います。 妊娠も出産も100人いれば100通り。 産後すぐに動けるようになるのは努力次第なわけでもないし、当たり前のことなど何もない。 誰かにできても誰かにはできないこともある。 私も妊娠・出産がいかに女性の心身に劇的な変化をもたらすのかを産褥期に思い知りました。家族の支えがなければ、乗り越えられなかった。 そういった事実をきちんと伝えていく責任が

          「気づいてくれない」からは何も生まれない

          子育てが始まって気づけた感謝の気持ち

          8月に産前産後でお休みを頂いた後、現在少しずつ職場に復帰し始めています。 本日で娘が生まれて93日が経ちました。 初めて子育てをしてみて、私は忘れてしまっているけれど、こんなに大変なことを母も私にしてくれていたのかと毎日感謝の気持ちでいっぱいになります。 この3ヶ月間、幼い頃のことをたくさん思い出しました。私の母はいつも優しかったし、たくましかったし、私たち兄妹のために一生懸命だった。 きっと私たちのために自分を犠牲にしたこと、諦めた自分の楽しみや自由な時間がたくさん

          子育てが始まって気づけた感謝の気持ち

          幸せのハードル

          幸せの定義は人それぞれ違うものである。 皆さんにとって「幸せ」とは何だろうか? 以前、料理研究家の栗原はるみさんのお宅にお邪魔して、お話を聞く機会があった。 「『幸せ』のハードルを少し下げてみたらいいのよ。」と優しくお話しされていたことがとても印象に残っている。 もっとこうしたい。 あれがほしい。 これもほしい。 こうしてもらいたい。 あれができたらな。 こうなりたい。 お金・権力・ステータス・ブランド物・高級車...などなど、所有したいものもたくさんあるかもしれな

          幸せのハードル

          のび太くんを探せ!

          会社経営をしていく中では、多く人達とのかかわりがあります。 社内・社外のステークホルダー、奉仕活動や交流会などでお会いする異業種の方々、採用活動で出会う学生の方々など、それはもう老若男女多種多様な人達です。 日々の生活の中では、スピーチやプレゼンテーションなど私が話をする機会も多いですが、トータル的には人の話を聞く機会の方が多いように思います。 社内では個人面談で社員一人ひとりの話を聞く機会もありますし、社外では弁護士・税理士やコンサルタントのアドバイスを受けることもしば

          のび太くんを探せ!