干し柿に目覚める｜バターナッツ干し柿
こんにちは！
料理教室Arcobaleno主宰、おうちごはんアドバイザーmamigeこと北原です。
クリスマスシーズン大好きで、最近色々いじり始めたインスタの方ではクリスマス感のあるBGMばっかり使って遊んでいる私ですが、そのインスタに結構前に投稿した渋めの手仕事があります。
わたくし手仕事・保存食作り大好でして、今年初めて手を出して見事にハマってしまいました。
タイトルにてもうお分かりですね。ええ。干し柿です。
柿は母が好きで、小さいころ食べさせられすぎて長らく苦手食材だったのですが、ちょうどnoteを始めてすぐの頃、何年ぶりかで食べたら美味しくて。それ以来柿が食べられるようになって今は割と好んで食べています。
そして今年から、冷たく乾燥した空っ風のお国・群馬県に住まうようになり、実家からは母が畑に植えた渋柿が今年は豊作だから何個か持って行ってと連絡があったもんで、人生初の干し柿作りに挑戦してみる事になったという訳です。
干し柿の作り方は思っていた以上にシンプルで、洗って皮剥きした柿の枝部分を紐で括り熱湯に浸けて、ヘタ部分は焼酎などでカビ防止。
あとは軒先に吊るして干上がるまで2週間。
時折り揉んで、中まで柔らかくして渋抜きを促すのだそう。
食べるの私だけだから
あんまり沢山はいいかなぁ？
と思ってひとまず7個
皮を剥き…
湯通しとアルコール消毒して、いい塩梅の紐が無いから吊るすためのツールは（ダジャレじゃないよ）ワイヤーで代用。
1日目。
カラっと晴れたいいお天気！しかしちと暑いなぁ。今年の気候はほんとどうかと思うわ。
2日目。
ちょっぴりしんなり。
3日目。
何か黒ずみ始めた。大丈夫か？
4日目。
急に萎むじゃん。
5日目。しわっ
表面の硬さが増してきた。
6日目。
表面の硬さがさらに厚みを帯びてきた。
7日目。
雨降りのため室内に避難。
ナチュラル系ガーランドかな？
8日目。
晴れたのでまた外干し。
昨日の湿気よ飛んでお行き。
９日目。
黒ずみが増して熟練のたたずまい。
初日の鮮やかフレッシュ感は見る影もないね。
そしてさらに3日後。
12日目。
ついに白い粉吹き始めた！もう完成間近かな？
14日目。
ようやく2週間経過。ぼちぼち良いかなぁ？
これは…ねっとり甘い！！
味見で半分だけと思ってたのにうっかり1個食べちゃった。
でもなんとなくもう少し水分を抜いても良い気がして…。そこから更に3日後。
17日目。
だいぶしっかり干されてぶよぶよ感は無し。
もういいでしょう。仕上げに取り掛かりまーす！
残り5個しかありませんね。
ええ、更に１個つまみ食味見しましたが何か？
さてここからはネットで仕入れた仕上げ方法を試しますよ。
カラカラに乾かした柿の皮と共に保存容器に入れて冷蔵庫で寝かせます。
これで更に白い粉が吹くのだそう。
このままキッチンに飾っても良さそう。
ひと先ず粉を吹くまでお休みなさいまし。
そしてそれから10日後…。
見事な粉吹きっぷり！！
成功嬉しい～！！
じゃあさっそくこれをいただいてみましょうねぇ！
仕上がったらやろうと決めてたものがあるのさ。
バターとアーモンドと干し柿を用意だ！
種を取りのぞいたら…
ラップをして冷凍庫へ
薄くスライスしてどうぞ！
お茶うけにも、赤ワインのお供にもおすすめなバターナッツ干し柿♪
ねっとり甘くてバターのコクにナッツのカリカリ香ばし感が美味しい！
よくある柿バターの組み合わせで、柿×乳製品の相性は言わずもがなだけど、そこにイタリアの‟アーモンド入り干し無花果”のイメージでアーモンドも加えたら美味しいんじゃないかと思って。
思った通りの好みの仕上がりに大満足♪
隠し味にクラッシュした黒胡椒を数粒忍ばせたら、ワインのつまみにとってもいいわぁ～！
あと2切れおかわりした。
その後、こんなのご当地土産とかにありそうかなぁ。なんて思って、長野の実家に送るお菓子の中にこれも少し加えてみる事にして、更に4個ほど作り足しました。
これで全部使い切り！と思いきや、私が干し柿にハマって実家からおかわり干し柿を調達して来たのであと少し干し柿ライフは続きます♪
見事に干し柿の魅力に目覚めてしまったこの冬。さて次は何を作ろうかな…！
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最後までお読みいただきありがとうございました！
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