フードロス削減とか難しく考えるその前に
こんばんは!
突然ですが、10月はフードロス削減月間という事をご存知ですか?
実は私も最近知ったのですが、令和元年10月に「食品ロス削減の推進に関する法律」が施行され、10月は食品ロス削減月間、10月30日は食品ロス削減の日とされているそうです。
フードロス削減、SDGs、最近本当に至る所で目にします。
これについて調べていくと、国内需給の問題から世界的食糧危機、昨今の世界情勢まで芋づる式にいろんな問題が出てきてきりがないので今回はあえてそこには触れず、単純に、
食品ロス削減=食べ物を無駄にしない。
っていうところで、各家庭ごとに一体何が出来るかな?と言う点にだけ視点を置いて考えてみました。
食べ物を無駄にせず、食べきれる量をを必要な分。
と言うのは大前提で、基本的に各家庭それが出来ていればフードロスも大幅に減りそうだなぁと思いますが、
例えば無駄にしないようにと意識していても、色々使い道があるものを知らずに捨ててしまったり、使ってみようとしたけれど、結果がいまいちで気持ちがなえてしまったりという事があるのではないかな?と思いまして。
そうであるならば、まずは目の前にある食材に興味関心を持って、どう使えるかを考えたり調べたりするのが個々に出来るフードロス削減の第一歩になるのかな。と思いました。
例えばこのにんじんの葉。
にんじんは通年出回っているイメージですが、旬は秋。
青々とした新鮮な葉付きのものを、先日出先のマルシェにて購入してきました。
↑こちらのフーズリンクさんで確認していただくとわかりますが、葉の栄養価はとても高く、新鮮なものであれば風味も良いので利用しない手はありません。
葉はそのままでは硬くて口当たりも悪く食べづらいですが、太い茎部分を除けば、濃いにんじんの香りを活かして細かく刻んでパセリ代わりに。
(ちなみにこのみじん切りは、以前記事で触れた冷凍パセリと同じ手法で細かくしております)
又は、衣をつけてカラリと揚げて天ぷらに。
細かく刻んで甘じょっぱく炒りつけてふりかけにと色々な活用法があります。
にんじんの葉は水分が少なくしっかりしていて、カラっと揚がりやすいので天ぷらは特におすすめです。
揚げたてに塩振ってサクサクのうちにビールのおつまみとか。
最高ですわよ。
昨日の投稿に載せた天丼の具材には、実はこのにんじんの葉と、かき揚げにはにんじん(本体?)を使っていました。
昨日は冷蔵庫整理も兼ねて1週間分の作り置きを作る日だったのですが、
実はあの天丼は先述のにんじんの葉と、にんじん・長ネギの青い部分・干しエビのかき揚げ、冷蔵庫に一個だけ残っていたピーマン、舞茸、冷凍庫整理で出て来た鶏むね肉を使った冷蔵庫整理食材天丼でした。
でも冷蔵庫整理品感は無く、天丼やった~!って感じで子供はおかわりしてくれてました。
何故か天ぷらにすると嫌いな野菜もモリモリ食べてくれるので子供の野菜不足解消にも一石二鳥だったりする。
と、こんな感じで今回にんじんの葉を例に挙げましたが、
例えば大根の皮も我が家では厚めに剥いたらそのまま細切りにして、都度ジップロックに入れて冷凍しています。
ある程度溜まったらまとめて大根の皮きんぴらにしたり、みそ汁の具材に、ちょっと何か足したいな。って時に冷凍のままバラバラと入れて汁の身にしたりと、意外と使い勝手の良い便利食材にして使っています。
例えばパン耳(離乳食後期のお子さんのいるご家庭では山のようなパン耳が生産されません?子供が1歳前後の時期、うちはパン耳富豪でした。)だって、パン粉、揚げパン耳以外にも、
パン粉にするのが面倒なら、ハンバーグには牛乳に浸しておけば粉砕する必要なく簡単にドロドロになるし、ミネストローネなんかのシャバシャバ系スープにちぎって入れて煮込めば自然なとろみがついて良く煮込んだような深い味わいになったり。
なんというか、
食品を無駄にしないぞ!資源を大事にしよう!もったいない!
と難しく考えるよりも、
この食材を、どうやって美味しく楽しく食べようかなぁ。
って、肩の力を抜いて楽しみながら向き合う方が、各家庭で実践するぶんにおいては長く続けられて、結果的にフードロス削減に繋がっていく…そんな感じになったらいいな。と、思い記事にしてみました。
かなり個人的な意見ですので、色々突っ込まれどころはありそうですけど笑
フードロスを減らそうというくらい食べ物があるって、日本にいると気づきにくいかもしれないけれど、とっても恵まれている事なので、物価が高騰しているとはいえ満足にごはんが食べられる日々に感謝して過ごしたいなぁと思う。
そんな食品ロス削減の日間近な秋の夜更けなのでありました。
お読みいただきありがとうございました!
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