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思い立ったがチョコレートバブカ


こんばんは!


昨日の中秋の名月、皆さま楽しまれたでしょうか?
我が家は簡単な白玉のお月見団子デザートを作って子どもとお月見してみました!

白玉、あんこ、きなこにバニラアイス入り。


いやしかし、だいぶ更新の期間が空いてしまいまして、皆様お久しぶりでございます。

というのも、実は最近体調で気になるところがあって、先週そのための検査を受けたら、その検査による後遺症で逆に体調が悪化してしまい1週間ほど床に伏しておりました。

先週は何件か大事な用事があったのですが、まさかの事態で色々な方に迷惑をかけてしまって…。
何とも気落ちしてしまった1週間でしたが、今は後遺症による不調はすっかり良くなって、とりあえず普段通りの生活に戻れそうなので一安心です。

健康って本当大事。
皆様も季節の変わり目、どうかご自愛くださいませね。



さてさて、そんな訳で、今回の記事はもう2週間位前に作ったものになりますが、私の中で今1番熱いパンのチョコレートバブカです!(←今頃よ!)

チョコレートバブカと言えば、あのリッチなパン生地にグリグリに巻き込まれたチョコレートが、何ともゴージャスでチョコ好きパン好きにはたまらないパンですよね!


バブカ自体は何年か前にパン屋さんで見かけるようになってから、時々買って楽しんでいたのですが、最近になってようやく観てみたベイクオフ・ジャパンのパン対決で、チョコレートバブカがメニューにあって。



オペラのようなクラシカルなケーキから、なかなかニッチなゼリーデコまで色んなお題で面白かったです♪

おじさまとか出場したら優勝狙えるのでは??なんて、思いながら見てました♪


それで、今まで「バブカはパン屋さんで買うもの」で、自作するとか全く思い至らなかったのですが、作り方観てたらめちゃくちゃ面白そうだし、「あ、これ家庭でも出来そうなパンなのね!」
って、気付いてしまって。



そうとなれば思い立ったが吉日、

レッツチョコレートバブカ。



レシピを検索してみたら結構色々出て来たので、確認してみるとパン生地はブリオッシュ生地のような感じで、巻き込むチョコレートは、ガナッシュっぽいのもあれば、ヌテッラを使用してるのもあり、チョコレートに関しては厳密な決まりは無さそう?

なので、手持ちのブリオッシュ生地の配合で、お気に入りのオートミール粉を少し置き換えたりしてちょっと配合変えて、チョコレートはビターなチョコ感強めが良かったので適当にガナッシュ的な物を作って巻いてみました!



初めて作ったものそのままの配合なので、今回は自分の覚書用で、レシピとおおまかな工程だけ載せておこうと思います。
よろしければご覧ください。


チョコレートバブカ
(20×10×6の型1台分)

A
強力粉     175g
オートミール粉 50g
B
牛乳      120g
ドライイースト 4.5g
三温糖     20g
       1個(卵白を小さじ1程度取り分ける)
       4g
--------
無塩バター   45g(ポマード状)
C
チョコレート(カカオ分70%)   80g
無塩バター         5g
牛乳            20g

メープルチップ      50g位
シナモン         適量
D
取り分けた卵白  小さじ1位
牛乳       小さじ1位

※焦げつき防止に型にバターを薄く塗っておく。
※この日の気温は32℃位。室温26~27℃、湿度60%位で自然発酵。


①Aの粉類を大き目のボウルに入れ、の無塩バター以外を別のボウルでよく混ぜてから加え、ひとまとまりになるまで捏ねて台に移し、バターを加えて更によく捏ねる。

表面がつるっとしてきたら丸めてボウルに入れ、ラップをして一次発酵(40~60分)


発効前。



発酵後。
なんかわかりにくいな?
2倍強位に膨らんでます。


一度ガス抜きをして丸め、綴じ目をしっかり閉じてベンチタイム15分位
その間にチョコペーストを作る。

のチョコレートをガラス製の耐熱ボウルに入れ、レンジ500w1~2分、時々混ぜながら溶かす。
常温に戻したバターを加えよく混ぜ、牛乳(冷たくてOK)を少しずつ加え乳化させながらホイッパーで混ぜる。
ゴムベラで周りを払ってムラなく混ぜておく。



生地の綴じ目側を上にして生地を30×30くらいに麺棒で伸ばし、②のチョコペーストをふちに部分を残して塗り広げる。
メープルチップ、シナモンをお好みの量散らす。


伸ばしにくかったらほんの少し手粉をしても。



メープルチップはたまたま買い置きしてあったので入れてみましたが、無くても可です。


少し前にパンに混ぜようと思って買い置きしてたメープルチップ。
パンに混ぜて焼くと生地の水分を吸ってジャムみたいになる便利素材。
富沢商店のです。



うちはナッツあんまりな方がいるので入れなかったけど、
お好きな方は刻んだクルミなど入れても。



手前側から空気が入らないようくるくると巻いていき、両端と巻き終わり部分つまんでをしっかり閉じる。


くるくる。




焼いている途中で開いてしまわないようしっかり閉じる。



縦に半分にカットし、カットした面が上になるように向けて生地同士をクロスし、ねじりながら成型する。
ねじり終わりをしっかり閉じる。


中央から半分ずつカットすると切りやすいかも。



スパーン!!
いい塩梅の縞々だ!



中央でクロスしてから上下をねじねじ…。


生地を片側数センチは切らずに、そこからねじっていくっていうレシピが結構あったので最初それで試したのだけど、やってみたら作業し辛かったので全部切っちゃいました。



ねじり終わりはしっかりつまんで閉じてから軽く織り込んでみた。


これ写真撮ってくれてたのうちの子なんですが、写真だと静かな空間で作業しているようで実は、


「さぁ!ママはこの生地をねじっていく!!どんどんねじっていくぅ~!!!」


「そして!?この生地を!?カップ(型)に入るのか入らないのか!?カップ(型)に…入ったぁ~~~!!!」




っていう子供による競馬実況みたいなけたたましいアナウンスが行われております。

いつの間にか動画も撮られてたんだけど、NOTEに動画は上げられないので割愛します(笑)



⑥型にラップをふんわりとかぶせ、30分ほど、倍くらいになるまで発酵させる。
発酵が完了したら、オーブンを190℃に予熱し、Ⅾの卵白と牛乳をよく混ぜて表面に塗る。
オーブンで35~40分焼く


型に収めることのできたバブカさん。




発酵終わり。
型の淵くらいまで生地が上がったかな。



艶出し塗り玉。


バターロールみたいなツヤツヤテカテカにしたいなら塗り玉は卵黄を使うのだけど、艶はそこそこで良い場合は牛乳だけとか卵白少し混ぜたのとか使ってます。

卵黄の塗り玉って独特のにおいが出るので、私は家用のパンにはあんまり積極的に使ってないかも。



焼き上がり~!!
濃厚なチョコの香りたまらん!!



おお!バブカっぽい!!



初めて作ったにしてはなかなか良いできだったのではないかな?



早速翌朝の朝ごはんに。

まずは焼かずにそのまま。
しっとりかつ濃厚!



翌日。

リベイクしたら焼かれすぎたかわいそうなバブカ氏。

シゲル化させてごめん…。



でもこれはこれで、外カリ中ふわふわで美味しかった♪


チョコをビターチョコにしたからか、市販のバブカより甘すぎなくてより自分好みな感じに仕上がりました!
一緒に巻き込んだメープルチップも甘さのアクセントになっていい仕事してる♪



そんなわけで、思い立って作ってみたチョコレートバブカでしたが、成型の面白さとか、仕上がりのゴージャスさによる達成感とか、朝ごはんの楽しみアップとか、何か色々素敵な付加価値がついてきて、個人的に作ってみてすごくすごく良かったです!

パンはまだまだ未知の領域が沢山あって、新しい学びを得られるって嬉しいなぁ。


しばらくバブカ沼にハマりそう。


今回初だったので、配合をまた見直して、徐々にブラッシュアップしていけたら良いなぁ。と思います。


そんなわけで、暑い暑いと言っていた夏もいつの間にか秋へと少しずつ色を変え行くこの頃。

秋は、〇〇の秋とよく言われるけれど、先週1週間、体調を崩して食事もあまり取れない時もあったので、美味しく食事を出来る事のありがたみ、人にとっての食事というものについてを改めて考える機会にもなり、私の秋は色々な意味で食欲の秋からのスタートとなりました。


皆さんは今年は何の秋からのスタートになりましたか?



ではでは、お読みいただきありがとうございました~!

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