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12.3 定住と一所不在。

人はできれば生まれた環境下のままで生きていければ一番「楽」であろうと思う。

この場合の「楽」は本当にBESTなのかはわからないのが、Betterではあるような気がする。

人は地元にいたい人とそうでもない人がいる。どこの地元かにも大いに影響するであろうが。

東京ならとにかく人は「来ることができれば来てもいい」という意識になるだろう。「来ることができれば」とはたぶん住むコスト。コストとは単純に「カネ」のことではなく、「関係性」のこともある。

言葉と、その土地が持つ雰囲気、つまりは「排他性、迎え入れ感度」が影響するはずだ。

日本人には「一所不在」の漂白の心がある、と井筒俊彦は説く。一定数漂白に魅入られる人が混じっているのだろうか。

私自身はあまり日本人が漂白を好むというようには感じていない。どちらかというと「定住」志向が強い感じだ。日本語が世界の中で日本にしか通じない言葉であること、島国であることが大きく影響しているだろう。

だが日本国内を漂白することはどうか。ここはよくわからない。あるのかもしれないが、どちらかというと関東以北と九州にある気がする。

関西はあまりなく、できれば関西にいたい、と思う方が大半であるようなきがする。これはたぶん、基本言葉を変えたくない、ある意味で「言葉プライド」が高い所為もあるだろう、と思っている。

(いろいろな場所に結果的に住んでいる私の個人的感想ですが。。)







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