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我が子ができるようになったときの感動はなにものにも代えられない。

2020.7.16 thu 曇り

まめぞうです。

ついに、あーちゃんが自転車に(補助輪なしで)乗れるようになりました。

もう、乗れた!って瞬間、ものすごく大きな声を発していたワタシ。

妻に、「ちょっと、声大きいよ。」と注意されるくらいなので、よほど大きかったのでしょう。

あーちゃんのリクエストで、また交通公園へ出向いたときの話です。

今回は別の交通公園へ。ここでも自転車を借りられるのです。
この公園はちゃんと自転車用のコースが本物の自動車道路さながら舗装されてました。そして、自転車も年齢(身長)に合わせたサイズが豊富に用意されてました。

おそらく、こういった環境が、あーちゃんの自転車が乗れた要因の一つになったと思います。

のりはじめは補助輪付きで。前よりとてもスムーズにこぎ始めます。笑顔でこっちに手をふる余裕すらあります。

コースを一周する度に自転車を別のものに乗り換えます。
この日、日中蒸し暑く、一緒に回ってるだけで汗だく。
みーちゃんだっこしながらだっこともあるかも。

さすがに喉が渇き、ドリンク買いに自販機へ。
ベンチで一息ついてたんですが、今まで良いペースで一周してきていたあーちゃんと付き添ってた妻がなかなか戻ってきません。
「あれれ、どうしたのかな。まさかケガとかしてないよね。。。」
心配なって、コースに戻りかけたら、遠目から二人が見えてきました。

「あっ!」

なんと自転車には補助輪がありません。
私がドリンク買ってる間にどうやら切り替えていたようです。

これは見守らないとと二人にすかさず駆け寄ります。

恐る恐るコースを回るあーちゃん。ただ違うのは、自分の足で自転車を進めようとしてます。これはストライダー効果があるかもしれません。

そして、ふとペダルに足を乗せて、一回り二回りしたら、すーっと自転車が進んだではないですか。

「おぉー!乗れた!」

はい、冒頭で妻に注意された瞬間です。

これがきっかけになったのか、あーちゃんも何か気づいたのでしょう。ペダルをこぐと自転車が倒れにくくなることを。

徐々にこげる距離がのびてゆきます。

そして、とうとう、最初ののりだしだけサポートすれば、くるくるペダルをまわして乗れるようになったのです。

もう興奮しました。「すごい!すごい!」と。

あーちゃんから笑みはありません。真剣な眼差し。目付きが全然ちがう。

それから何度も何度もコースを回ってるうちに、もう出だしのサポートをしようとすると、「うぅ、さわらないで!」
と鬼の形相。なんと自分でやろうとするのです。

まだ停まった状態からののりだしはスムーズではないですが、片足で地面をピョンピョンとけりだしながら、緩い下り坂を利用として、自分でこげるようになるではないですか。最初は一緒に周っていたのですが、だんだんついていけなくなってしまいました。みーちゃん抱っこしたままでは走るのがしんどくて。。

気づけば、くるくるともう夢中でまわるあーちゃん。
コースには信号もあるのですが、ちゃんと赤信号では停まるためにブレーキングもお手のもの。ただ信号待ちがもどかしいようです。

もう我々が手を振ってもまったく見てくれなくなりました。

まるでスポーツ選手がゾーン(フロー)に入ってるみたい。すごい集中力。

フロー(ゾーン)
人がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態
ウィキペディア(Wikipedia)より

自分でコツがわかって、できるようになったら、それを確かめるように何度も何度もやる。点と点が繋がって一本の線になっていく感じでしょうか。
あー、こうして自分のものにしていくんですね。

交差点で青信号のときのコーナリングがかっこいい。
ギュインって曲がる感じ。

この公園、17時までなんですが、16:30で自転車の使用が終了。コースにでている子たちに係員が声をかけて駐輪場に戻るように誘導します。

あーちゃんにもとうとう声がかかりました。
意外にもすんなりと受け入れ、自転車を駐輪場までまったく転ぶことなくこいだのでした。

とても満足げに自信に満ち溢れた目と笑み。
我が子のこんな顔が見られるのかと喜ばずにはいられません。

またひとつ成長したあーちゃん。今後もたのしみです。

帰り道、妻が「はじめにいった交通公園とどっちが面白かった?」と聞くと、あーちゃんは、「あのね、向こうのはね、コースがないし、矢印(進む方向)がないからわかりにくいからね、こっちのほうが面白いね。」だそうです。うーん、たしかに良い公園だと思いますが、自宅から距離あるんですよね。。。(たしか7キロくらいだったかな?)

また連れてけとご要望がありましたので、これも我が子のためならと、週末晴れたら連れていこうと思います。

これでストライダー卒業かな。自転車買ってと言われるのも時間の問題です。


人って夢中になり、ゾーンに入ると、もう回りのなにも見えないし、聞こえないんですね。何も考えず、ただただ無我夢中で目の前のことに没頭できる、いいですね!

こんな状態を今の自分でも作れるほど夢中になれることは今の時点ではないのですが、作ってゆきたいですね。

読者のみなさんは、ゾーンに入る経験ありますか?
きっと、自分では気づかないでしょうけど。

最後までお読みいだだき、ありがとうございます。

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