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一汁一菜でよいという提案 「一生懸命生活すること」


日常の食事は、ご飯と具沢山の味噌汁で充分。

最初に読んだ時「ああ、これで十分なんだ」と肩の力が抜けてラクになったのを覚えています。


土井善晴さんのこの本。
どのページを読んでも心にジワっとくるのです。


そして静かな感動が内側にあふれる。
食は命の基本、それを思い出させてくれます。



図書館で借りた本ですが
「これは手元に置いておきたい」と思い即購入しました。


どの言葉も日本人としての心が甦ってくるような本です。
お料理の本というよりも日本文化の本ですね。


良い言葉がたくさんあり過ぎて・・・!!
今回目にとまったのはこの言葉。

人間の暮らしでいちばん大切なことは、「一生懸命生活すること」です。料理の上手・下手、器用・不器用、要領の良さでも悪さでもないと思います。

一生懸命したことは、一番純粋なことです。そして純粋であることはもっとも美しく、尊いことです。それは必ず子どもたちの心に強く残るものだと信じています。

「見返りを求めない家庭料理は、命をつくる仕事」と敬愛する清水博先生は教えて下さいました。

原点を忘れかけそうになったら読み返してみたいと思います。


お読みいただいてありがとうございます。


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