事業開発/商品開発のコスト管理について
こんにちは、mamekaです。今回は事業開発の話をしていきたいと思います。
今までに、製品の開発からEOL(販売・サポート終了)までのコスト管理を考えたことはありますか?
商品開発にも、製品開発費や生産準備費用などのコストがかかっています。
しかし、これらを市場に投入するにあたって、価格に転嫁していないケース、もしくは、回収を想定していないケースが多々あります。
事業開発をする上では、生産、生産終了後のアフターコストや品質コスト等が増大し、これらが利益に与えるインパクトが大きくなることを知っておくべきです。
特に組織が大きくなればなるほど、個別最適に陥りやすく、全体最適な視点が求められます。
早速本題に入っていきたいと思います。
製品のライフサイクルと気をつけるべきポイント
①製品企画
②製品設計
③生産準備
④量産・販売・アフター
上記の流れで製品が企画、設計、開発、生産され、販売されていきます。
製品企画
ここでは、開発費や生産準備費がコストとしてかかります。
事業性や目標値を設定します。
経営計画や商品企画書、他商品の実績を参考にします。
製品設計
同じく、開発費や生産準備費がかかります。
モジュールやプラットフォームなど、全体最適で設計します。
一般的に、開発コストを何年間の利益で回収するのか、
目標投資額を設定し、予実管理をすることが求められます。
生産準備
ここから原価がかかってきます。
原価低減や予実管理を実施するフェーズです。
量産・販売・アフター
市場に投入し始め、売上が入ってき始めます。
一方で、販管費を気にしなければいけないフェーズに入ってきます。
販売実績、生産実績、サービス実績をもとに
ここでは、目標値を定期的にモニタリングして以下を目指します。
・目標利益を達成する
・開発費の回収する
・目標原価に対して量産における実際原価の削減をする
・アフターサービスの最適プライシング設定をする
・サービスコストの削減をする
製品が成熟期に入ったら、モデルチェンジをするのか、
継続かの製品開発方針を判断します。
参考までに、プロダクトライフサイクル、プロダクトエクステンションの記事も紹介しておきます。
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http://braindump.jp/にブレインダンプの記事をまとめております。
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