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職場を変えると自分に対する目が変わる

以前、転勤することで仕事を客観的に見られるようになって良かったという話を書きました。

今回は更にメリットを感じる点を見つけたので書いていこうと思います。

・自分に対する目が変わることのメリット

高校や大学を卒業した直後に入った職場にいると、何年たっても周りから「新人」や「若手」というイメージが剥がれない状態に陥ることがあります。たとえ周りからの目が変わっても自分には気づかず、「新人」や「若手」と見られているんだという認識から甘えが出てしまうかもしれません。

若手のころは良いのかもしれませんが、管理職になったり大きな仕事を任されるようになると、そうした周りからのイメージや甘えが自分を苦しめてしまうこともあります。私はこのような環境にずっと身を置くことはとてももったいないなと感じます。

職場を変えるとそのような状況が強制的に変わります。何物でもない自分を誰の影響も受けずにブランディングすることができるのです。それによってこれまで無意識に閉じ込めていた自分の長所やアイディアを引き出すことができるようになるかもしれません。

そして、自身をブランディングするという経験はメタ認知力を高めるのにも役立ち、物事を客観的に見るクセをつけることができます。

・子どもの頃からメタ認知力を身に着けさせる

私はこのような経験は子どものうちから身につけさせると良いと考えています。私は小学生のころに転校をしていますが、転校先での経験は自分の価値観に大きく影響していると感じています。子どもなので言語化できたわけではありませんが、知らず知らずのうちに周りからの目が変わるという素晴らしい学びを得たのではないかなと思います。

そう考えると、小中高で取り巻く環境が変わり、新しい人たちとの出会うというのは非常にに大切なのではないかなと感じました。近年では中高一貫であったり、幼稚舎から大学までストレートといったコースを歩む子どもたちもいますが、そうしたメタ認知力を高めるという点においては環境の変化が大いに役立つと考えています。

メタ認知力は子どもに限らず、大人になっても高めることのできる力と言われています。自身のメタ認知力の向上を意識して転職や転勤を考えるというのも良いのではないでしょうか?

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