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読書「採用基準」~人生を自分で決める~

先日、伊賀泰代さんの「採用基準 ~地頭より論理的思考力より大切なもの~」を読みました。採用基準というタイトルですが、中身は”リーダーシップとはどういうものか、なぜ必要なのか”がテーマとして書かれています。

これまで私のなかでモヤモヤと考えていたことが言語化されているものが多く、とても参考になったので今回はレビューを書きたいと思います。

・問題に直面したとき、人は2つのタイプに分かれる

あらゆる場面で問題に遭遇した時、人は2つのタイプに分かれると著者は述べています。
”それを解決するのは誰の役割か?”と考えるタイプ
”こうしたら解決するのでは?”と提案するタイプ
この中でリーダーシップがあるタイプは後者であり、そうした人材を多く生み出すべきと述べています。

過去に「トイレットペーパーの芯を替えない会社は衰退する」といった文章を書きましたが、トイレットペーパーを替えない人は「これは掃除業者がするもの」といった”誰の役割なのか”を考えるタイプの人なのだと思います。

私の職場ではトイレットペーパーの芯のみならず、時計の針が遅れていても(止まっていても!)直さなかったり、机の上にずっと放置されているお弁当をそのままにしておいたり、と課題を目にしても自分ごととして率先して動こうとする人が少ない気がします。この状況を変えていかなければならないですね。そして、そんなことを書きながらも、知らず知らずのうちに自分もそのタイプに染まってしまった!とならないように気を付けないといけないなと感じました。

・自分の人生を選択することの大切さ

この本を読んでリーダーシップとは会社だけでなく、日常生活においても、どの場面でも通用する力なんだなと感じました。リーダーシップのある人は”自分の人生を自分でコントロールできる人、選択できる人”ということなのだと思います。

私も昨年からいろいろなことを始めてきました。アトピーの改善、睡眠の質向上、蛍光ペンアート、株投資、検定などなど。(この中には続いていないものもあります・・・)
いろいろとやるなかで、自分の生き方を自分で選択することは楽しいことだと気づきました。そして自分の信じるものを誰の基準でもなく、自分軸で選ぶというのは人生の主人公として謳歌するためにとても大切なことだと実感することができました。

これからも自分でコントロールしたいことはたくさんあります。
仕事、住むところ、住環境、出費、体型、メンタルなどなど。考えきれないほどの量の項目があると思うと少しワクワクします。「自分で決める」ということを自覚して生きていきたいと強く思った本でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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