見出し画像

トイレットペーパーの芯を捨てないと会社は衰退すると思う

私は半年前に転勤しました。新しいところで仕事をすると前の職場と比較できるため、小さなことでも発見があります。今回はトイレで感じた些細なストレスについて書きたいと思います。

並んでいるトイレットペーパーの芯

私がトイレの個室に入ったときのことです。用が終わり、自室に戻ろうとトイレのレバーを下げたとき、トイレットペーパーの芯が3~4個並んでいるのに気づきました。「だれも捨てないのかなー」とその時は何も感じず、まとめてゴミ箱に捨てましたが、その後いつ入っても同じように芯が捨てられず並んでいました。徐々に自身がイライラするのに気づき、なんでこんな気持ちになるんだろうと思いました。

なんでモヤモヤするんだろうか

いろいろと考えた結果、イライラした原因が単に、「トイレットペーパーの芯によって景観が損なっているため」や「自分が代わりに捨てることで損をするから」といったことではないということに気づきました。
それではなぜイライラしたのでしょうか。

誰も動かないことに対する苛立ち

私がイライラしたのは「トイレットペーパーの芯が残っているということに対して誰もアクションを取らなかったこと」「その状態のままでいることを見て見ぬふりをしていたこと」によるものということに気づきました。トイレットペーパーの芯が並んでいるのを見て、まったく気づかない人は少ないと思います。誰かしら気づいているにも関わらず、それを捨てようとしない。周囲に対する配慮の低さにストレスが溜まったのだと思います。

これまでにいた職場ではこのようなことはほとんどなく、職場によって意識に差があるとは思いませんでした。

芯を捨てないことが会社を衰退させると考える理由

私は仕事でもこうした意識の差が大きく影響すると思います。初めは「たかがトイレットペーパーの芯でしょ?」とも思いました。しかし、こうした行動に至る理由は、冒頭に書いたようにトイレットペーパーの芯が残っているのに気づかない「課題認識力の低下」と、その状態を黙認する「課題に対する主体性の欠如」によるものです。これらは事業や組織を改善させていくために必要な能力であり、本来はこうしたところで培われ、活かされるのですが・・・。

まずは自分が率先すること、伝えること

私の職場では、こうした意識の差がいろいろな場所で見られています。止まった時計の電池を変えない、ホワイトボードのペンのインクが切れていても変えないといった具合に。

この悪しき文化は変えることができるのでしょうか?すぐに変えることはできないと思いますが、まずは自身が率先していきたいです。たとえ「そんなにトイレットペーパーを消費したんですか!?」と驚かれても捨てていきたいです。
そうして続けていくことで少しずつ周囲が変わっていくことを願いたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?