chii_urara

人生の半分を教員として過ごしています。教員歴26年、妻歴21年、母歴20年、特別支援に…

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人生の半分を教員として過ごしています。教員歴26年、妻歴21年、母歴20年、特別支援に関わって12年。私を創ってくれた今日までの経験がとても大切で、これからの人生にわくわくしたくて、時々note更新します。

最近の記事

何から話そうかな5

夫の単身赴任、娘の進学、私の心は揺れ続けながら、月日は経っていった。 何から話そうかな5 よろしければ何から話そうかな1から読んでいただけると嬉しいです。 コロナ3年目は、「もういいんじゃない」って思いながら、感染症対策に、消毒作業。これって、先生の仕事なのだろうか。 「コロナじゃなかったら、こんなことできたのに。」とずっと思ってたけど、3年目ともなれば、「コロナでもこんなことできるんじゃない?」に変わってきた。でも、私の思いだけではできないのが公教育。そんなことを考えな

    • 何から話そうかな4

      2022年、中3の娘の進学希望先は神山まるごと高専。 北海道旭川市在住の娘が徳島県の神山町に開校予定の学校を目指したいと言った。 娘は小さい時から感受性が高く、2歳の時にはドキュメンタリー見ては、かわいそうって泣いたり、小学校の絵には、暗黒の気持ちだったのか黒とか紫とか赤とかで芸術的に表現されていたことがあった。一方で、生まれた時からずっと一緒に住んでいるじーちゃんとあーたん(おばあちゃん)に可愛がられ、町内会のアイドルに。夏祭りでは、カラオケ大会に出場したり、屯田祭りで

      • 何から話そうかな3

        色々と繋がり始めた 色々と動き始めた 公立小学校で働く私。自分が頑張った分だけ子どもたちの成長が間近でみられることに充実しつつ、一方でやってもやっても終わらない仕事量に大変さを感じていた。やらなくてはいけないことのあとに、子どもたちや保護者のためにやってあげたいことがたくさんあって、時間が本当に足りないくらい。働き方改革とか、程遠い。本当にこれがしたいことなのかな。職場の環境、同僚の色々な考え方、人不足、定額働き放題…。それに、夫と一緒にいたい。 そんなことを色々考えて

        • 何から話そうかな2

          2022年4月、夫の引っ越しから2022年度が始まった。1人で大丈夫かな、の反面、時々遊びに行ける楽しみもあった。週末は行き来しよう。そんな感じもあったから寂しくないはずだったんだけど、やっぱり寂しかった。 北海道旭川に住んでいて、夫が札幌に転勤になり、単身赴任になったことから始まる「何から話そうかな」 2022年度、私は持ち上がりで4年生の担任だった。持ち上がりの分、事務的にも、気持ち的にも少し余裕があったから引っ越しのために、お仕事を1日お休みさせてもらった。学校の春

        何から話そうかな5

          何から話そうかな1

          2022年4月、夫が単身赴任になりました。いつかそんな日が来ることはわかっていたのですが、やっぱりそんな日が来ました。 2021年4月には長女が東京の大学へ。 長女が家を出て、夫が家を出て、次女と2人、夫の両親と住む家に。6人家族が4人家族になった。応援するしかないけれど、やっぱり、ぽっかり、穴が空いたみたいになるんですね。 それが 「何から話そうかな」の始まり 2022年度は動いた年 色々動いた 気持ちも 考え方も 場所も 生活も ホント色々 話したいことは きっ

          何から話そうかな1

          奇跡の田舎 神山町

          奇跡の田舎 神山町 中3の娘が どうしても行きたい 学校がある 神山まるごと高専 2023年4月開校予定 半日キャンパスツアーは あっという間で 全てに感動 キャンパスツアーを開催してくださり 娘が行きたい学校ができる町 神山町に行くことができたこと 参加者イチ、娘が輝いていたこと 保護者も交流できたこと 建設途中の学校と寮 山の中のアート 凛と立つ木々 雨降り 神社 町に住む人の話 運営している方の思い 対話する中で 分かったことと もっと知りたいこと 目に

          奇跡の田舎 神山町

          旅のカタチ2

           大学進学のため、春から東京に住んでいる娘に会いに行く。それが、今回の旅の目的。  お休みを2日いただき、週末と祝日をあわせて、4泊5日の旅だった。ご時世的に心配なことも多い出発だけど、「ゆっくりしてきてね」「よかったね」と、快く送り出してくれた職場の仲間に感謝。  東京に住む娘とは、原宿で待ち合わせ。古着屋を巡り、竹下通りではない原宿を楽しんだ。夜、娘の家に向かい、ワンルームに家族4人。狭かったけど、娘の部屋を訪問できた安心感と何からしてあげようかと思いを巡らせていた。私

          旅のカタチ2

          私も学ぶ

          先日、新卒の先生方を対象としたzoomの研修会がありました。事務局として研修会の準備をしてくださった先生方は、私の同僚も含め、ちょうど10年目前後の先生方でした。通常学級が久しぶりなので自分も新卒の気持ちで参加させていただきました。今、頑張って勉強している方たちはどんなことを大切に、どんなことを学んでいるのかを知りたかったのです。 とても楽しい時間でした。 そしてとても勉強になりました。 すごいなー 私は10年目の頃何してたのかなー って事で自分の教員歴を洗い出しです

          私も学ぶ

          充電

          フル充電が必要なんだと思ったこと 数年前に買ったダイソンの掃除機 夏ぐらいから、5分くらいで充電が切れてしまうようになってしまった コードレスで途切れることなくどの部屋も掃除することができるはずだったのに 途中で充電しなくてはならないので 掃除も途切れ途切れとなってしまった 年末の大掃除も控えているので 充電器を買ってみた 取り替えて掃除をしてみた 途切れることなく まだまだ充電を残して 掃除機をかけ終わることができた なんとストレスフリー いつのまにか 5分で切れちゃ

          子育てはないものねだり

          子育てはないものねだり 先日、よちよち歩きをしている小さな子を見かけて、夫と2人でにっこりした。 ふと「もっといっぱい抱っこしてあげたらよかった」と夫が言った。 気がつけば中1と高3の娘をもつ親となり、娘たちが小さかった日のことはすっかり思い出となってしまった。2人とも泣いてばかりで、どちらかと言うと大変だったことの方が多かったかもしれない。だから、早く大きくなってーって思っていたかもしれない。 なのに、今思うと、泣いていた顔も言うこと聞かない顔も可愛かったな。どろぼう

          子育てはないものねだり

          受験生の母だった〜大好きなコーンスープ作ってあげよう〜

          コロナの影響を受けて 不安がある中始まった4月 高3の娘は 受験生となった 部活も十分にやれなかった 最後の高体連も中止となり 学校祭も中止 不完全燃焼のまま 受験 の二文字だけが目の前に現れて 毎週のように模試があって 結果があって… 娘は思ったことを口にしないタイプだから 「残念」も「頑張ってる」も「辛い」も なかなか口にすることはない 現在 総合型選抜入試にチャレンジ中 プレゼンテーションのための準備も大詰め 毎日遅くまで、進路の先生と形にしていき 今日は提出前

          受験生の母だった〜大好きなコーンスープ作ってあげよう〜

          1日の終わりには

          学校に勤めてもう何年も経ちますが 最近思っていることは 教室をきれいにして明日を迎える整った教室で子どもは成長するということ 1日を過ごした教室は、あっちに置いて、こっちに置いたものがバラバラになっている。低学年や支援学級ならなおさら。でも、次の日にそれを持ち越してしまうと、いつもと違う環境に子どもたちが困り、自分も困る。それだけではなく、整った教室で迎えてあげることで、落ち着いて1日をスタートすることができる。 勤務時間が過ぎていても、これだけはやらないと気が済まなく

          1日の終わりには

          ファミリーライブラリー

           もともとあった白い本棚2つ。それだけでは入りきらない本の量。本が大好きな夫。本が大好きな娘たち。本は眺める程度の私。壁一面に本棚をDIYで作りました。まだまだ入りきらない本たちもあるけれど、備え付けの本棚で過去と今とをつなぐためにスタンバイしている。座ったら手の届くところにいつでも本があるこの環境と、夏休みということもあって、私でもページをめくるゆったりとした毎日を過ごしている。 https://kodomo-manabi-labo.net/nobishiro-aru-k

          ファミリーライブラリー

          美瑛 Meijiの丘の宿

          この夏休みの旅行のテーマは『何もしない』。3日目に泊まったMeijiの丘の宿は、最終日にふさわしいとっても素敵なペンションだった。 丘の上美瑛と言えば、丘の風景。 とうもろこしやじゃがいもの緑の葉、刈り取った麦の黄色、色々な野菜が丘の斜面にパレットのように並んでいる。 杉の香り このペンションは、客室が3つでツインが2つに、ファミリールームが1つ。ファミリールームは、杉の木を使っていて、とにかくいい香り。何度も何度も深呼吸したくなった。 何もいらない大きな窓から見える

          美瑛 Meijiの丘の宿

          旅のカタチ

           子どもの成長にともなって、旅の形が変わっていく。景色のきれいなひまわり畑、覚えてないかもしれないのにディズニーランド、近くの温泉にキャンプ…。どれも子どもたちを喜ばせたくて、あれもこれも用意して色んなところに行ったなぁ。  自分のことは自分で準備できるようになってくれた今は、親の準備量が減って、してもらえることも増えた。思い出作りも「ほら〜だね」って言わなくても、自分の目線から色々発見して、発信して、楽しみも自分で見出せるようになった。  そんな娘たちを眺めることが旅の楽

          旅のカタチ