ヨゴトモノリ

アァ〜うっ❗️でおなじみマンボの王様「ペレス・プラード楽団」のメンバーとして2007年メ…

ヨゴトモノリ

アァ〜うっ❗️でおなじみマンボの王様「ペレス・プラード楽団」のメンバーとして2007年メキシコ公演、2016年日本公演に参加✨ mambo musician です♫ https://www.mambo-yogo.jp/ ✉️mambo@tomonoriyogo.com

記事一覧

マンボブームを巻き起こした頃の曲「問答無用(Ni Hablar)」

ペレス・プラード作曲の「マンボ・バティリ」(テンポの速いマンボのこと)です。 ブラス隊の色鮮やかな演奏のうえに、迫力の打楽器隊が活躍する曲です。 スリリングな…

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ビートルズの「イエスタディ」「ア・ハード・デイズ・ナイト」のマンボ

ペレス・プラードはたくさんの有名な曲をマンボにアレンジして演奏していますが、なんとビートルズ(The Beatles)の曲も演奏しています。 「イエスタディ」は、ダイナミ…

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ペレス・プラードの名カップリング曲といえば花火

ペレス・プラードの有名曲といえば、闘牛士のマンボやパトリシアなど数々の名曲がありますが、それらのカップリングに入っている隠れた名曲が「花火」です。 アメリカに…

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サックスのマンボ

ペレス・プラードの音楽に欠かせないサクソフォンですが、このサクソフォンをフィーチャーしたマンボが「サックスのマンボ(Mambo En Sax)」です。 この曲もペレス・プ…

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ペレス・プラードがメキシコで初めてレコーディングした曲

ペレス・プラードが、キューバからメキシコに音楽活動の本拠地を移して最初にレコーディングした曲が「ホセ」です。 1949年4月5日にレコーディングされました。 サクソ…

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ペレス・プラード楽団の「キエン・セラ」

タイトルは「誰かしら?(=キエン・セラ)」。この曲はメキシコのルイス・デメートリオが1953年に作詞作曲しました。 ペレス・プラードがマンボにアレンジして、いくつもの…

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ラテンミュージックの名盤「ハバナ午前3時」とベニー・モレーとの共演盤

どの音楽ジャンルにも代表する名盤が存在しますが、ラテン音楽の名盤といえばペレス・プラードの「ハバナ午前3時」。そしてペレス・プラードとキューバを代表する大歌手ベ…

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El mensaje メキシコのOrquesta Pérez Pradoファンの方へメッセージ

En esta foto yo era un miembro de Orquesta Pérez Prado En esta foto yo era un miembro de Orquesta Pérez Prado Desde los 4 años de edad empecé a escuchar M…

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ペレス・プラード3大組曲に並ぶ意欲作「キューバ幻想曲(Mosaico Cubano)」

ペレス・プラードが作曲した3大組曲に、「ブードゥー組曲」「エキゾチック・アメリカ組曲」「ボンゴ・コンチェルト」があります。 「ブードゥー組曲」は27分07秒にも及ぶ曲…

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ペレス・プラード楽団のレパートリーには日本の曲も!  来日の際に日本の歌手と共演をしています  五木ひろしさんの「よこはま…

ペレス・プラード楽団の初来日公演は1956年10月。当時「三人娘」として人気を博した美空ひばりさん、江利チエミさん、雪村いづみさんと共演しました。      ペレス・…

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熊ん蜂の飛行(バンブルビー・マンボ)

ペレス・プラードはポピュラーやジャズなど、たくさんの曲をマンボにアレンジして発表していますが、クラシック音楽もマンボにアレンジしています。 その中でもステージ…

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今年はベートーベン生誕250年。マンボの王様ペレス・プラードが演奏する交響曲第5番運命をご紹介します

今年はベートーベン(1770年12月16日~1827年3月26日)生誕250年です。 マンボの王様ペレス・プラードは、いろんなジャンルの音楽をマンボにアレンジして演奏していますが…

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ララバイ・オブ・バードランド(ボンゴ〜コンガ合戦)

ペレス・プラード楽団のジャパンツアーで大いに盛り上がる曲の一つに「ララバイ・オブ・バードランド(ボンゴ〜コンガ合戦)」があります。 この曲は、イギリス出身の盲目…

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メキシコとペレス・プラード

ペレス・プラードは1940年代後半、祖国キューバからメキシコに渡りマンボで大成功を収めました。 「私の音楽を最も愛してくれる国」とメキシコについて語っています。 ペ…

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美空ひばりさんの「お祭りマンボ」をペレス・プラード楽団がアレンジするとこうなる!

「お祭りマンボ」が発売されたのが1952年。当時はマンボの王様と言われた「ペレス・プラード」のマンボが世界的大ブームとなり、日本でもマンボが大流行していました。 …

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ペレス・プラードの名曲「パトリシア」はマンボとロックを組み合わせた「ロカンボ」というリズムで演奏しています

ペレス・プラード作曲の「パトリシア」は、1958年に全米ヒットチャートNo.1に輝きました。 この「パトリシア」で使われているリズムが「ロカンボ」です。 「ロカンボ…

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マンボブームを巻き起こした頃の曲「問答無用(Ni Hablar)」

ペレス・プラード作曲の「マンボ・バティリ」(テンポの速いマンボのこと)です。

ブラス隊の色鮮やかな演奏のうえに、迫力の打楽器隊が活躍する曲です。

スリリングな演奏に、ワクワクする曲です。
とんでもなく速いテンポの演奏に「お見事!」と圧倒されます。

曲名の「Ni Hablar」は「話すこともない」という意味で、曲中のコーラスでも歌われています。

初レコーディングは1951年もしくは5
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ビートルズの「イエスタディ」「ア・ハード・デイズ・ナイト」のマンボ

ペレス・プラードはたくさんの有名な曲をマンボにアレンジして演奏していますが、なんとビートルズ(The Beatles)の曲も演奏しています。

「イエスタディ」は、ダイナミックにアレンジされペレス・プラードのオルガンが楽しめるマニアにはたまらない一曲に仕上がっています。

「ア・ハード・デイズ・ナイト」は映画音楽をアレンジしたアルバム、
「LIGHTS! ACTION! PRADO」に収録され
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ペレス・プラードの名カップリング曲といえば花火

ペレス・プラードの有名曲といえば、闘牛士のマンボやパトリシアなど数々の名曲がありますが、それらのカップリングに入っている隠れた名曲が「花火」です。

アメリカに拠点を移したペレス・プラードは、ジャズやロックなど様々なジャンルの曲をアレンジしています。
その頃レコーディングされた曲のひとつが、この「花火」です。

キング・ギオン作曲のナンバーをアレンジし、1957年6月28日にレコーディングされ
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サックスのマンボ

ペレス・プラードの音楽に欠かせないサクソフォンですが、このサクソフォンをフィーチャーしたマンボが「サックスのマンボ(Mambo En Sax)」です。

この曲もペレス・プラードのマンボブームに欠かせない代表曲で、「マンボカエン」(テンポが少し遅いマンボのこと)で演奏されています。ペレス・プラードの作曲で、1949年ごろの作品です。

動画は私がペレス・プラード楽団に参加した時のものです。(2
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ペレス・プラードがメキシコで初めてレコーディングした曲

ペレス・プラードが、キューバからメキシコに音楽活動の本拠地を移して最初にレコーディングした曲が「ホセ」です。

1949年4月5日にレコーディングされました。

サクソフォンの不協和音に続き、トランペットがとても印象的な曲です。メキシコ人プレーヤーによるブラス隊の引き締まった厚みのある演奏は、ペレス・プラードの音楽には欠かせない存在となっています。

この後「ケ・リコ・エル・マンボ」や「マンボ
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ペレス・プラード楽団の「キエン・セラ」

タイトルは「誰かしら?(=キエン・セラ)」。この曲はメキシコのルイス・デメートリオが1953年に作詞作曲しました。

ペレス・プラードがマンボにアレンジして、いくつものバージョンをレコーディングしています。

なかでも、ローズマリー・クルーニーのボーカルをフィーチャーした名盤「タバスコの香り」に収録された「キエン・セラ」は華やかな歌声とともにペレス・プラードのアレンジが光っています。

「タバ
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ラテンミュージックの名盤「ハバナ午前3時」とベニー・モレーとの共演盤

どの音楽ジャンルにも代表する名盤が存在しますが、ラテン音楽の名盤といえばペレス・プラードの「ハバナ午前3時」。そしてペレス・プラードとキューバを代表する大歌手ベニー・モレーとの共演盤があげられます。

「ハバナ午前3時」は1956年2月23日、25日、3月7日にレコーディングされ、日本では1967年10月に発売されました。

「マンボ・スビー」というリズム(テンポを遅くし、トランペットなどがメ
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ペレス・プラード3大組曲に並ぶ意欲作「キューバ幻想曲(Mosaico Cubano)」

ペレス・プラードが作曲した3大組曲に、「ブードゥー組曲」「エキゾチック・アメリカ組曲」「ボンゴ・コンチェルト」があります。
「ブードゥー組曲」は27分07秒にも及ぶ曲で、どれもペレス・プラードの傑作と言われています。

その3大組曲ほど長い曲ではないもののペレス・プラードの野心作とされる曲が「キューバ幻想曲」です。

1956年3月7日初レコーディング、名盤「ハバナ午前3時」に収録されました。
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ペレス・プラード楽団のレパートリーには日本の曲も!  来日の際に日本の歌手と共演をしています  五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」のマンボバージョン!!

ペレス・プラード楽団の初来日公演は1956年10月。当時「三人娘」として人気を博した美空ひばりさん、江利チエミさん、雪村いづみさんと共演しました。
    

ペレス・プラード楽団は、日本の曲もレパートリーに入れており、なかでも「サクラ・サクラ」は、初来日公演から帰国した直後にレコーディングされ、「キューバン・カーニバル」というアルバムの中で発表されました。



70年代には、日本の民謡
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熊ん蜂の飛行(バンブルビー・マンボ)

ペレス・プラードはポピュラーやジャズなど、たくさんの曲をマンボにアレンジして発表していますが、クラシック音楽もマンボにアレンジしています。

その中でもステージで大変盛り上がる曲の一つが「熊ん蜂の飛行(バンブルビー・マンボ)」です。

この曲は1898年にリムスキー・コルサコフが作曲したオペラです。

1957年、ペレス・プラードがマンボにアレンジしました。1958年発売の「王様プラード・イ
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今年はベートーベン生誕250年。マンボの王様ペレス・プラードが演奏する交響曲第5番運命をご紹介します

今年はベートーベン(1770年12月16日~1827年3月26日)生誕250年です。

マンボの王様ペレス・プラードは、いろんなジャンルの音楽をマンボにアレンジして演奏していますが、もちろんクラシック音楽もアレンジしています。

そこで今回はベートーベンの交響曲第5番運命をご紹介します。

ペレス・プラードの作曲した有名な「マンボNo.5」。ペレス・プラードは自身の最高傑作としてベートーベン
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ララバイ・オブ・バードランド(ボンゴ〜コンガ合戦)

ペレス・プラード楽団のジャパンツアーで大いに盛り上がる曲の一つに「ララバイ・オブ・バードランド(ボンゴ〜コンガ合戦)」があります。

この曲は、イギリス出身の盲目のジャズ・ピアニスト ジョージ・シアリングが1957年に発表したのジャズ・スタンダード・ナンバーです。

ペレス・プラードが1957年にマンボにアレンジし、1958年発売の「王様プラード・イン・ステレオ」というアルバムに収録された際に「ボ
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メキシコとペレス・プラード

ペレス・プラードは1940年代後半、祖国キューバからメキシコに渡りマンボで大成功を収めました。

「私の音楽を最も愛してくれる国」とメキシコについて語っています。

ペレス・プラードは、愛するメキシコの民謡もアレンジしてレコーディングをしています。

現在のペレス・プラード楽団は、数あるメキシコ民謡のアレンジの中から、それらをメドレーにしてコンサートで演奏しています。

私がペレス・プラード楽団ジ
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美空ひばりさんの「お祭りマンボ」をペレス・プラード楽団がアレンジするとこうなる!

「お祭りマンボ」が発売されたのが1952年。当時はマンボの王様と言われた「ペレス・プラード」のマンボが世界的大ブームとなり、日本でもマンボが大流行していました。

そこで日本では、マンボを取り入れたたくさんの歌謡曲が発売されました。

中でも「お祭りマンボ」は美空ひばりさんの見事な歌唱力に加え、アップテンポな親しみやすいメロディーで大ヒットを収めました。

美空ひばりさんは説明するまでもなく
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ペレス・プラードの名曲「パトリシア」はマンボとロックを組み合わせた「ロカンボ」というリズムで演奏しています

ペレス・プラード作曲の「パトリシア」は、1958年に全米ヒットチャートNo.1に輝きました。


この「パトリシア」で使われているリズムが「ロカンボ」です。

「ロカンボ」というのは、ロックとマンボをミックスしたリズムのことで、、、
と言って伝わるでしょうか。
オルガンやタンバリンが印象的な、「はねた感じ」が特徴のリズムです。



正直あまりマンボ感はないのですが、ペレス・プラード流ロ
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