ララバイ・オブ・バードランド(ボンゴ〜コンガ合戦)

ペレス・プラード楽団のジャパンツアーで大いに盛り上がる曲の一つに「ララバイ・オブ・バードランド(ボンゴ〜コンガ合戦)」があります。

この曲は、イギリス出身の盲目のジャズ・ピアニスト ジョージ・シアリングが1957年に発表したのジャズ・スタンダード・ナンバーです。

ペレス・プラードが1957年にマンボにアレンジし、1958年発売の「王様プラード・イン・ステレオ」というアルバムに収録された際に「ボンゴ・〜コンガ合戦」という副題が記されました。

その名の通り、曲の途中にはレイ・リベラのボンゴソロとモデスト・ドゥランのコンガソロが炸裂する構成になっており、白熱の演奏が楽しめます。

そして、私がボンゴ担当で参加した2016年ジャパンツアーでもこの曲を演奏しました。

2016年バージョンではパーカッション隊全員のソロを披露。コンガ〜ボンゴ〜ドラム〜ティンバレスの情熱的な演奏を皆様に楽しんでいただけたと思います。

動画は2016年ペレス・プラード楽団ジャパンツアーの「ララバイ・オブ・バードランド」です。

大きな会場で自分のソロを繰り広げられるという楽しさと、ペレス・プラードが最初に録音したバージョンに敬意を表しながら心を込めて演奏しました。

今見直すと「今度はここをこうやってみよう」と、どんどん新しいアイディアが浮かんできて、どんどん進化させていきたくなります。

ペレス・プラードの音楽を理解した上で、ペレス・プラードがレコーディングしたバージョンを基本にしつつ、おそらくペレス・プラードが好むであろう新しい奏法を生み出していくわけです。

しかも私は4才からの根っからのペレス・プラード楽団ファン。
楽しくないわけがありません。

今でも何時間もペレス・プラードの音楽を聴いて毎日の生活を楽しんでいます。

さらに進化した演奏スタイルを、ペレス・プラードファンの方に早く披露したいです。
今後、皆様に楽しんでいただける日が来ることを楽しみにしています。

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