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夫がカンボジアの税関でVISA代を値切ろうとして別室に連れて行かれた話


こんにちは、ママノスケです!
数ある記事の中からお立ち寄りいただきありがとうございます。

さてさて、今回は、夫と結婚する直前の夏休み旅行で行ったカンボジアでのお話です!

カンボジア
私は前々からずっと行ってみたいと思っていて、やっと行けた念願のカンボジア旅行

ベトナムと合わせて2泊ずつ、全4泊5日の旅でちょっと短かったな、、
全日程カンボジアでも良かったな、、
なんて思うくらい素敵だったカンボジア。

そしてクライマックスを先に話すようですが、今回の本題ではないので、、
この旅でプロポーズされて(ベトナムでだけど…)思い出深い旅行でした。

で、そんな旅行のスタート、カンボジアの空港でのお話が今回の本題。笑

ええ、旅のお話ではありません。
プロポーズのお話でもありません。笑

この旅でプロポーズするんだ!と決意を固めた男性の行動だという事を頭の片隅に置きながら、このお話を読んでください。笑



出発前日にVISA申請する夫


コロナ禍を経た現在のカンボジア事情は分かりませんが、
当時のカンボジアでは、VISAを取得するのに日本円で確か3000円ほど料金がかかっていたと思います。

そして入国時にVISA申請をすると、長蛇の列!
かなり待たされるという情報が舞い込みました。

それも出発の前々日に。(時間なさすぎ。。)

金曜日に会社から帰宅した夫は、現地で入国VISAを取得するのは時間がかかりすぎるな…
と悩み始めます。

そして次の日土曜日になって、

「オンライン申請をする!」

と決意し、オンラインでVISAの取得手続きをしていました。

当時はオンラインだと500円くらい高かったような?
でも「時間をお金で買う!」と言ってオンラインで申請していました。

前日に?
土曜日ですけど?
私は現地で取得しますけど?


えぇ、私はカンボジア旅行をした人のブログで "最近はそこまで待たされない" という記事を見ていたので、直前にオンラインで申請も怖いし現地で取得する気でした。

2人で行くのに、私が現地で取得するなら待つのは一緒じゃない?


…とは思いませんか?笑
普通はそう思いませんか?笑

私もそう言って止めたのですが、本人はもうすっかりオンラインで事前申請する気になっていました。汗


入国審査でごねる夫


案の定というか、皆さんもご想像通りだと思うのですが、
前日の午後に申請したVISAが受理されているはずもなく…

5人くらいの列を待って普通に空港でVISAの取得を済ませた私を尻目に、
窓口で必死で説明する夫。笑

この時点で、時間をお金で買えていません。笑

声は聞こえなかったけど、恐らく

「オンラインでVISA申請を行なっている!
 お金も払っているんだ!
 二重に支払うのはおかしい!」


的な事を言ってごねていたと思われます。笑

いや申請したの前日だろー!
数時間で受理される訳ないだろー!
日本人感覚がどこでも通用すると思うなー!


とかハラハラする私。笑

その後もごね続けた夫は、
コイツには何を言ってもダメだ…
的なため息をつかれながら、

遂に別室へ連れて行かれました。


私には何の言伝もありません。汗

最大のピンチッ!!


異国の地でパートナーを連れて行かれ、何の説明もされずにただ2人分のキャリーを抱える私は、一体どうしたらいいんだっ!!

その後待っても出て来ない夫。

大学生くらいの3人組日本人グループの1人が夫に続いて何故か別室へ連れられて行ったのですが、

そのグループと私を除いて空港に乗客が1人も居なくなりました。

私たちは空港からホテルまでの送迎を頼んでいたのですが、何も伝えられない…

伝えに行きたいけど、ここを出てしまえば中の状況が一切わからなくなってしまう…

色々な不安と迷いが押し寄せる私。


そのうち、もう1人別室へ連れて行かれた大学生が出て来ました。

中の様子が聞きたくて話しかけようか迷っていると、その子が仲間に言った第一声

「何かあの人ヤバかったんだけどー!笑
 多分英語でVISAの料金ねぎってたー!笑」


コレを聞いた私は、話しかけるのをやめました。笑

そうです、ヤバいんですよあの人。笑

その後も出て来ず、別室へ連れて行かれて25分程経ったでしょうか?
スタッフの方が出て来て私の方へ来ました。

「君がパートナー?」

的な事を英語で聞かれてたので、「いや、私は無関係です。」と言いたい気持ちをグッと堪えて

「イエス、ハズパートナー」

と拙い英語で伝えました。笑

すると「ついて来て!」
と言われて夫のいる別室へ連れて行かれました。

不安な気持ちで入っていくと、広い事務所の端のソファーでニヤニヤする夫が座っていました

部屋の前方には、あからさまに偉い人が座るであろう立派な椅子と立派なデスクがあり、

そこに座る恰幅の良いあからさまに偉い人が、電話をしながら虫を払うラケットのような物を振り回していました。

↑ 後から知ったのですが、カンボジアは蚊が多くしかも強力なので、このラケットのような虫を払うグッズがホテルに常備されていました。

それをニヤニヤ見ながら
「なんかさ、この雰囲気が "笑ってはいけないシリーズ" みたいで面白すぎてさ。笑
見てほしいと思って呼んできて貰ったんだよ。」

と笑いを堪えて私に話してくる夫。

こっちは不安だったんだぞー!
1人で25分も何も分からず待ったんだぞー!
ヘラヘラするなーーー!!!


と思う気持ちもありつつ、でもその空気感が私も面白くなってしまいました。笑

そしてその偉い人は、メールで送られて来た書類をプリントして一通りチェックし、

「OK!もう行って良いよ!」
的な事を言って私たちを解放しました。

別室に連れて行かれてから40分ほど

全然時間をお金で買えてないやろー!!!


この3日後の夜、プロポーズをされた私はすんなりOKしたのでした。笑



最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日が皆さまにとって楽しい1日になりますように。





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