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ニワトリとタマゴ(アニマルウェルフェアと資源循環)
大寒を過ぎ、1月末から節分にかけての時期を、ニワトリがタマゴを産み始める時期として、七十二候では「鶏始乳(にわとり、はじめて とやにつく)」というそうです。
私は毎朝、朝食に使う卵を割り、最後に残る卵の殻を見て、「キユーピーさんは偉いなぁ」と毎度のように思います。キユーピーといえばマヨネーズが代表的な商品ですが、500gのマヨネーズ1本には4個の鶏卵、しかも卵の黄身だけが使われます。そこで残るの
社会的弱者もステークホルダーとして意識する
今年も数多くの企業様の統合報告書等の作成に携わらせていただいています。8月も半ばに入り、怒涛のような取材・執筆スケジュールが徐々に平常ペースに落ち着いてきました。
統合報告書は、企業の財務情報と非財務情報の双方を企業の価値としてまとめ、社内外に広く発信するツールとして作成されますが、その中にはほぼ必ず「ステークホルダー(利害関係者)」についての記述がなされます。ステークホルダーとは、株主・投資家
「カミングアウト」と「ウェルカミングアウト」
コロナ禍での台湾デジタル担当大臣オードリー・タン氏や、東京五輪での男子シンクロ高飛び込み金メダリスト(”編み物王子”)英トーマス・デーリー氏など、いわゆるLGBT*と総称される方々のご活躍もあって、最近は日本においても、LGBTに対する理解度、いや、正確には、「この世の中にはLGBTの人もいるのだ」ということへの理解が、徐々に浸透してきたように思います。
米国の人気ドラマなどを見ていると、距離の
月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ?
だんだんと肌寒くなってきたこの季節。秋の夜空に浮かぶ月から感じるもの悲しさを歌にした、百人一首でお馴染みの大江千里のこの一句は、「わがみ一つの 秋にはあらねど」で結ばれ、いにしえから月を愛でてきた日本人の風情を感じさせます。
そんな秋の月(&火星)も、今日(9/29)の朝日小学生新聞では、キッズ目線で「この秋は見ごたえあり!」と紹介しています。今年2020年の10月は満月が2回(10月2日、31