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taemame
2019年10月25日 17:27
「紀貫之だったかな?」という『ちはやふる』奏ちゃんのセリフ。ー古今和歌集はその序文で、和歌を詠むことは特別な才能ではない、と宣言しています。花のもとで鳴く鶯や水に住む蛙の声を聞くと、どんな生き物でも和歌を詠むものである古今和歌集の編者は紀貫之、奏ちゃんが言ってるのは、つまりこの序文のことだったのか!?これに続く鎌倉時代の話も面白い。鶯の鳴き声が「ショヨウマイチョウライ、フソウ
2019年10月26日 19:09
伊勢物語の三段から六段にかけては、在原業平と二条の后・高子の恋物語だというのはもう既存の事実扱いでいいでしょう。さて、業平はなぜ、わざわざそんな危険な恋をしたのか?伊勢物語を読み進めてくと、主人公が「男」とボカしてあるわりに、ハッキリと名前が出てくる人がいます。まず一人目は「紀有常」、業平はこの人の娘を妻にもらっていて、仲が良いようです。二人目は「惟喬親王」、有常の妹、静子が文徳天皇の更衣