見出し画像

親側からのサブタイトル。

この冬よく聴いたOfficial髭男dismの「Subtitle」
この曲が主題歌だったドラマは観ていませんが、YouTubeではじめて観た(聴いた)時、『言葉』の色々な表情を描写している歌詞に、「何て美しいんだろう」と心揺さぶられ引き込まれていきました。
「Subtitle」のMV(YouTube動画)では、娘を見守るお父さんの心の描写が描かれています。

親が子に届けたい想いとは裏腹に。
子が受け取ってしまう言葉。
伝えたい。伝わらない。
分りたい。わかり合えない。
そんな歯がゆい時間を過ごした先にも、ちゃんと残っている、お互いを思いやる気持ち。

「凍りついた心には太陽を」 そして「僕が君にとってそのポジションを」
そんなだいぶ傲慢な思い込みを拗らせてたんだよ ごめんね 笑ってやって
火傷しそうなほどのポジティブの 冷たさと残酷さに気付いたんだよ
きっと君に渡したいものはもっとひんやり熱いもの

subtitle歌詞から引用

「親だから心配をかけたくなくて言えないこともある」本当に辛い時には言葉にすることすら出来ないこともある。子どもが成長するにはひとり考える時間も大切で・・・。

「子どもが元気がない時には元気づけてやりたい」なかなか元気にならない子どもが心配で、不安で焦ってしまって。熱心になればなる程、離れてしまう親子の心。。。

どうしたって生温くて君を痛めつけてしまうのだろう

subtitle歌詞から引用

「一番大切なものなのに、何であんなことを言ってしまったんだろう。。。」
息子くんの泣き顔や、悲しそうな表情を思い出し、後悔しながら「ダメなママでごめんね。明日はもっと良いママになるから。。。」と涙で枕を濡らした夜。

正しさよりも優しさが欲しい そしてそれを受け取れるのは
イルミネーションみたいな 不特定多数じゃなくて1人
君であってほしい

subtitle歌詞から引用

「ちゃんと育てなくちゃ」と躍起になって。
息子くんは「ちゃんと分っている」のに。
「分っていない」と決めつけて。
「正しいこと」だと思い込み。
でもそれって誰にとっての正しいことだったのか?
あの時、落ち込んでいる息子くんに「ちゃんとやんなくちゃダメじゃない」ではなく「よく頑張ったね」と声をかけてやれていたら。

言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたとして
時間が経ってしまえば大抵 記憶から溢れ落ちて溶けていって
消えてしまう でも
・・・・
言葉など何も欲しくないほど 悲しみに凍てつく夜でも
勝手に君のそばで あれこれと考えてる

subtitle歌詞から引用

息子くん達が巣立って一年が経とうとしている。
一緒に暮していた時は簡単に話せて、簡単に喧嘩もできた。
離れて暮す今はおしゃべりも、たまにしか叶わない。
いつも心の中で彼らの無事を願う。あれこれ心配できる幸せを毎日噛みしめる。生きていてくれるだけでありがたい。大切な大切な息子くん達。

雪が溶けても残ってる

subtitle歌詞から引用

記憶に薄れて行く『言葉』。
『言葉』に込められた想いは、今もこれからも心の中にちゃんと積み重なっていく。
たとえ会えない日々が続いても、息子くん達が辛いことを乗り越えていく時には、その積み重なった想いが彼らを支えてくれますように。

そんな親子で紡いだ『言葉』と『想い』が詰まったステキな歌詞を創り出せるアーティストさんは偉大だ!!
あなたには、どんな風にこの曲が、この歌詞が、この『言葉』が伝わりましたか?

この記事が参加している募集

私のプレイリスト

最近すきな動画

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?