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【本を作る①】書きたい自分にOKを出す

本を出版したい!
まずは「文章が上手に書けるようになりたい」と始めたnoteの毎週更新も今回で84週目となりました。

もともと、私は文章を書くのは苦手だと思っていました。
3年前、ひょんなことからご縁をいただき、tss(テレビ新広島)のHPの『子育てアドバイス』のコラムを書くことになった私。
「大変だ!私にそんな文章書けるのか?!」

暫くして私のコラムを読んだ方から「土居さん、是非本を書いてよ」と感想をいただきました。
それまで「本を書きたい!」なんて考えたことがなかった私。
「私が?!」

コラムを何回分か書き続け、また別の方から「本を出版してはどうか?」とアドバイスをもらう。
「あれ?私は文章が苦手だと思っていたけど、そうでもないのかも?」

tssの対象読者は小学校のお母さんお父さん。
コラムが始まってから1年ほど経った頃、東広島デジタル(プレスネット)の『コドモト相談室』で、小学校就学前、幼児さんを育てているお母さんお父さん向けにコラムを書くご縁をいただきました。

「本を書きたい!」
産まれてはじめて声に出して言いました。
産まれてはじめて「本を書きたい!」と言ってもいいよと自分にOKを出しました。

コラム担当者に相談したところ「まずはnoteからはじめてみては?」と教えていただいたのが、私とnoteとのはじめての出会い。

最近ではスマホやタブレットで読書する人が増え、紙媒体での商業出版は難しい時代。なかなか出版社と出会えず、何度も何度も諦めかけました。

いつもの悪い癖「私は身の程知らずだったんだ。私になんて書ける訳がない。だから神様は出版社と出会わせてくれないんだ」と勝手にずーんと気分が落ち込む日もありました。

それでも悔しくて。どうしても書きたくて。
文章が上手くなりたくて。
皆さんとつながれる文章が書きたくて。
84週間、毎週毎週書き続けたnote。

そしてやっと昨日!
出版社の編集者さんとの打ち合わせ数回目。
企画書が完成し、これから出版社で私の企画書を取り上げて出版するかどうかの会議にかけられることに!!

noteで応援してくれている皆さんと一緒に、本を出すことを体験したくて、やっぱりここにnoteに書き残してみることに。

出版への道のり。その1「企画書」


これまで自分だけで考えた企画書。それを編集者さんが一緒に再構成してくれる作業。

ただただ彼女が私の文章の前後を入れ替えただけ。
ただただ彼女が私の話した言葉からキーワードを押さえて、文章にそっと付き添えてくれただけ。

ただただ章の立て方について彼女が一度かき混ぜて整地し直すと、そこにはくっきり景色が見えてくる。
今までかかえっていた『もや』がスカッと晴れ、見晴らしが良い景色がそこに。はっきりと。浮かび上がった見えて来た!

本を作るって、物を作るって。

土木技術者として働いていた頃、橋や道路などの大規模工事はもちろん一人だけでも、一つの業者でも成り立たず、いろんな人といろんな会社と一緒に作り上げていた。
小さな1つの部品でも、計算された構造も、新しく考えられた工法も。
それぞれの立場から知恵を出し合い、作り上げていく。
景色と調和し浮かび上がった構造物の美しさをうっとりしながら眺めていた。

そっか!本を作るのも、私が一人で書く訳ではないんだ!
「出版への道のり」から感じた気づきを皆さんにもお裾分け。
さてさて私の本はどんな作品に仕上がるか。

今はまだ、まだまだ、おぼろげな輪郭しかない私の本が、きちんと形となり皆さんの手に届くのか。
それともそれは幻となり消えてしまうのか。
今後の報告も乞うご期待☆

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