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渡邉恵里
2022年9月29日 15:34
頭でわかっているんだけど、心がついてこないもどかしさって、誰でも経験したことがあると思います。「周りはそんなに気にしていないと頭ではわかっていても、周りの目が気になって心臓がドキドキしてしまう」「たいしたことないと頭ではわかっていても、つい緊張して失敗してしまう」こうした場合、心が納得するまでには、葛藤が必要です。仮に、無理に頭で考えて動けたとしても、心が納得していないと、受動的で
2022年9月25日 23:01
noteで告知するのを忘れていましたが、amazonより「なぜ不登校児童に好きなことだけさせてはいけないのか」を出版しました。私の基本的な考えが書かれていますので、ご家族にうまく説明しづらいと悩まれる方、どうぞご活用下さい。kindle unlimitedで無料で読めます。子どもが「共感できない人にならないだろうか」「回避的なままだったらどうしよう」「指摘されることを極端に嫌がるけど
2021年7月11日 06:36
子どもが学校に行けなくなった、暴言を吐くようになった、昼夜逆転するようになった、これまで取り組めていたことができなくなった・・・突然我が子がこうした心の不調を抱えるようになり、学校の先生や保健室の先生、スクールカウンセラーといったこれまでそこまで話すこともなかった人達と、子どものことや家庭のことを話すようになり、そして、受診を促されて医院のHPを開き、このブログを見た・・・という読者
2021年7月4日 06:01
前回、不登校児への対応を書いた流れで、今回も不登校児支援で川谷先生から学び、私が実践している対応について書きます。不登校児は、学校に「行く」「行かない」で悩み苦しんでいます。親は苦しみを取り除いてあげたくて、「それじゃあ、行かなきゃいいんじゃない?」と言うものの、そんなことを言うと逆に怒り出す・・・かといって、行く事を親が決めようとすると、それはそれで泣き叫ぶ・・・なんていうこと
2021年5月29日 23:06
前回のブログで、能動性と受動性の話を少し書きました。今回はこの事をもう少し詳しく説明します。哲学者であるスピノザは、「欲望・喜び・悲しみ」の3つを人間の基本感情と呼び、この3つから他のすべての感情が導き出されると述べています。人は、同じ状態であり続けると悲しみのモードに陥ってしまうとスピノザは説明しています。逆に、本能的な欲求に向かって能動的な行動を行うと、喜びのモードに向かうことが