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若手こそマルメ!3次元設計はハンパない!現場経験者の私たちが挑戦するドボク設計

設計には建設コンサルタント会社が行うものと、施工会社が行うものがあります。この2つは似て非なるもので、設計の目的が建設コンサルタントと施工会社では違うので、実際の工事に着手する際には再度設計をし直さなければならないというのが、土木業界の大きな壁となっています。

今回のマルメマガジンは、“Malme(マルメ)”の技術部が掲げる「設計と施工を繋ぐ」を体現するべく、技術部で設計チームのマネージャーをされている、川畑さんにインタビューをしました!20代という若さで管理職に就いている川畑さんはどんな方で、“Malme(マルメ)”で何を成し遂げようとしているのかなど、様々なことを聞いてみました!



挑戦することが大事だと思います。僕も任せてもらえているので、やる気さえあれば様々なチャンスをつかめます!


Question1. ーどんな人?ー

 ー土木業界で、20代で管理職を任されるってすごいですね!川畑さんはこれまでどんなことをされていたのでしょうか?

川畑:いえいえ、そんなにすごくないですよ(笑)インタビューはちょっと恥ずかしいですが、よろしくお願いします!川畑伸二、28歳、鳥取県でリモートワークしています!
僕は学生時代に土木工学を専攻していて、大学院を卒業後スーパーゼネコンに入社しました。

 ーではずっと土木業界一筋なのですね!そこではどんなお仕事をされていましたか?

現場に配属され、様々な工事の施工管理をしていました。入社当時は新型コロナウイルスの影響を受けながらも、先輩方や職人さんたちとあーだこーだ言いながら泥臭くやっていました。モノって、こうやって作っているんだなって思いながら、「生のドボク」を感じられて楽しかったです。また、最大手でしか中々経験できないようなスケールの大きい工事も経験させてもらいました。

 ーゼネコンで様々な現場を経験されたと思いますが、中でも印象深い工事はありますか?

印象深いのは、リニアの立坑(たてこう)現場です。立坑とは垂直に巨大な穴を掘るのですが、土には沢山の水が含まれているので、穴を掘ると水が染み出て穴に溜まっていきます。そうならないために大規模な土留めをするのですが、長い年月を掛けて掘削したもの凄い深さの穴の底に立って上を見上げたときに、もし今この土留めが崩れたらと想像してしまい、そのときに襲ってきた恐怖心や(工事の)スケールの壮大さを肌で感じたこの体験は、経験者しかわからないと思いますし、人としての「生」を感じました。

立坑の底から見上げたイメージ


僕は、こういった沢山のやりがいを感じながら、できること増やさなきゃ!頑張ろう!と思い、先輩方と職人さんたちと共に施工管理を頑張っていました。


Question2. ーMalmeではどんな仕事をしているのか?ー

 ーそんな施工の現場経験者である川畑さんは、“Malme(マルメ)”でどんな仕事をされているのですか?

僕は現在、技術部の設計チームマネージャーとして、タスク管理などを行っています。僕たちのチームでは、主に設計検討に用いる3Dモデルを作っているのですが、営業さんから降りてきた案件をメンバーのスケジュールや個人の得意不得意を考慮しながら割り振ったり、成果物が納期に間に合うのかなどを確認するのが僕のメイン業務となります。また、チームの業務効率化はもちろん、営業さんと一緒に商談もしますので、お客様が抱える課題を直接お伺いして解決に向けて提案したりもしています。

 ー3Dモデルを作成する部署の方がお客様と直に接することって珍しいのではないでしょうか?

そうですね、業務がスタートすれば個々の担当者ベースでお客様とやり取りすることはありますが、受注する前の商談でお客様が抱える課題に向き合えるのは、このポジションの醍醐味であり、楽しいところの一つなんですよね。

 ーそうなのですね!お客様と直に接することができるのが楽しいというのは、営業部の武井さんも話していましたね!


Question3. ーなぜ、マネージャーになれたのか?この仕事のおもしろ味は?ー

川畑さんの仕事環境

 ー川畑さんは、そもそもどのような経緯でマネージャーに昇進されたのですか?

僕が入社した頃はまだ人が揃っていなかったので、はじめから沢山のお客様と接点を持つことができました。3Dモデルを作成する会社さん沢山ありますが、満足してもらえるモデルを作るのはもちろん、いかにプラスアルファできるかが大切だと思います。それを繰り返していった先にお客様から

「その提案いいね!」
「一緒にやりましょう」
「マルメに言ったら対応してくれる」

と、評価していただけるようになり、“Malme(マルメ)”の名前を全国の建コンさんに広げるお手伝いができました。そこを評価してもらえているのかなと思っています。

 ー施工会社からの転職の強みはどのように活かしましたか?

一般的に建設コンサルタント会社と施工会社が関わることが少ない業界なので、僕も“Malme(マルメ)”に入って初めて、建設コンさんと一緒に仕事をしています。
前職では施工管理をする中で、自分で簡単に図面を書たり作業手順書作って、作業員さんやJV(ジョイントベンチャー)のメンバーと打合せをして施工を進めたりもしていましたので、この現場経験を建コンさんが行う設計検討段階で反映し、それに準じた3Dモデルを作成することができているので、評価をいただいています。

 ー素晴らしいですね!実際にお客様からの声が聞けるということがやりがいにつながっているのですね。

はい、そうですね!お客様はどんどん進歩するデジタル技術を取り入れること自体が負担になっていることもあるので、BIM/CIMをはじめとする様々な新技術の意味や価値を感じてもらおうと活動しています。お客様に対して単に営業活動をするということではなく、“Malme(マルメ)”と土木業界を良くするために協業していただけるパートナー探しにもつながっていて、それがドボク業界の将来につながっていくと思うとやりがいを感じますね。

バーチャルオフィスで打合せ中の川畑さん

 ー実際にBIM/CIMの活用提案をされて、お客様からの評価はいかがでしょうか?

お客様からは、実現すると嬉しいという前向きなリアクションをいただいており、非常に興味を持ってくださっていますね。同時に期待もしてくださっているのでやりがい感じています。お客様は建コンさんも多い中、僕はゼネコンから転職しましたので、これまでの経験を活かすこと少しでもできたかなと思うと嬉しいです!


Question4. ー今後成し遂げたいこと&川畑さんからのメッセージー

 ー建コンさんとゼネコンさんの仕事が交わる。これが技術部の「設計と施工を繋ぐ」を体現しているのですね。今後成し遂げたいことはありますか?

とにかく1人でも多くの土木技術者の課題を解決して、ドボクに携わる皆さんの心配や不安から救うお手伝いを、チームとしても個人としてもやっていきたいです!それが会社にいる意味というか使命ですね。

 ーありがとうございます!それでは最後に、土木業界の方で転職を考えていらっしゃる方にメッセージをお願いします!

今の自分の状況を変えたいとか働き方に疑問を持っている方は、ぜひそれを“Malme(マルメ)”の設計チームにぶつけてくれたらと思います!
やりたいことがやれるのチャンスはたくさんもらえますし、うまくいかないときは経験豊富な先輩技術者が在籍しているのでフォローもしてもらえます。土木のスタートアップという成長段階なので、様々なことに

「挑戦できる環境」は他とは違います。

BIM/CIMのガイドラインが変わって設計にも3Dモデルの活用が求められている今、僕たちの取り組みがよりお客様から求められる未来が必ずきます。だからこそ価値があるし、実際に待っているお客様もいらっしゃるので、ぜひ一緒に挑戦しましょう!特に20~30代の若い世代の方は「ぶっちゃけ勢いだけでもいいから、とにかくやろーぜ!」って感じです!


川畑さん、ありがとうございました!



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