あなたの幻覚を愛したくないのに。



最近、あなたに会わなくなった。

今は「あなたがいなくても私は平気よ」「あなたを好きだと思ってるの?」という時期。無論好きだけど。

別の男と遊園地デートをした。

昔あなたと来た場所で、やりたかったグリーティングも、乗りたかったアトラクションも、あなたは一緒に楽しんでくれた。可愛いモチーフのイスも、2人で座って楽しく写真を撮った。眠くなったあなたは途中で寝てたけど、そんな所も愛おしかった。
一緒にプリクラを撮った。後ろからハグして楽しそうに笑っている。大好き。


駅についた途端、あなたが「朝早すぎ。眠い」と言ったのを思い出す。
なるほど、1度しかこなかったこの場所ですら、こんなに色濃く思い出がのこっているんだ。呪いだ。


グリーティングをのがしたくない私は、ずっと近くで待機していたかったが、今回の連れはショーを見たがった。おかげでグリーティングは出来ず。正直泣きたくなるくらい悔しかったが、「残念だったね」とわらった。


あのときは、一緒にならんでくれたっけ。撮影はわたしだけだったけど、キャラクターがあなたのほうにかけよって、笑っていたのを覚えてる。興奮気味に「可愛かった!」と話すと、あなたも「可愛かったね」と笑ってくれた。


ずっとあなたの影がちらつく。でも嫌な事は何一つ思い出せない。悔しい。


なんでこんなに馬鹿みたいに縛られてるんだろう。客観的にみたら大分痛々しい。
わたしだってやめたい。こんな思いしたくない。でもどうしてもやめられない。


あなたと幸せになるしか、わたしの幸せはない




昔のあなたの幻覚をみているようで
今のわたしには悪夢だ。


今、時折わらいかけてくれる幸せすら
1つ残らず忘れたくない。


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