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【英語】英語ができなかった僕が海外駐在できるようになるまで

今回は僕の英語遍歴をつらつらと書き連ねてみようかと思います。

もともと英語が苦手で全然できなかった僕ですが,現在は海外駐在員としてアメリカで仕事をさせていただいています。
私の経験が少しでも読者の皆さまのお役に立てばという思いで書かせていただきます。

▶︎ 学生時代の英語レベル

大学受験の頃から英語は苦手で,特にリスニングが苦手でした。
センター試験のリスニングはちんぷんかんぷんで勘でマークシートを埋めていました(よくそれで医学部を目指していたなと思います)。
今でもリスニングに苦手意識があり,最大の課題です。

大学に入ってからの英語レベルはTOEICで550点くらいだったと思います。
英語の授業であったシャドーイングがどうにも苦手だったことを覚えています。
しかし,4回生で研究室に所属してからは就活も見据えて英語の勉強に本腰を入れて取り組むようになりました。
とても忙しい研究室でしたが,朝1時間早く登校して英語の勉強をしていました。
研究室では英語の論文を読む機会もあったので,少しは足しになっていたのではないかと思います。
その結果,就活が始まる前にはTOEICの点数が730点を超えるようになっていました。
とはいえ,やはりリスニングが苦手で,リーディングは400〜450点,リスニングは300点を超えるくらいでした。

▶︎ 社会人になってからの英語レベル

入社して2年間は英語の勉強をしてはいましたが,仕事で使うことはほとんどなかったこともあり,英語力は伸びなかった気がします。
TOEICも大きくは伸びず760点前後だったと思います。

ところが2015年に部署移動をして,海外の方ともやりとりを始めるようになった頃から英語力が伸びるようになってきました。
海外経験の機会も増え始め,仕事で初めての海外出張が2016年(アメリカシカゴ),2017年には中国・台湾・韓国を1ヶ月ずつ巡る3ヶ月の短期派遣研修に参加させてもらいました。
2018年以降もアメリカや中国への海外出張を何度か経験させてもらっています。そして,2019年10月からはアメリカのシカゴに海外駐在しています。
TOIECの点数も730点 → 780点(2016)→ 880点(2017)と伸びていきました。

▶︎ 自分の経験を踏まえて英語力の向上に大切だと思うこと

ネイティブでも海外留学の経験があるわけでもない僕ですが,自分の経験から学んだことを書かせていただきます。

自分の英語力(特にリスニングとスピーキング)が成長してきたと感じたのはやはり仕事で英語を使い始めてからです。
この頃は半ば強制的に英語を使わざるを得ず,恥をかくことも度々でした。
この当時,上司や先輩がこぞって言っていたことは『とにかく恥をかけ』『恥をかいた分だけ成長する』ということでした。
今となってはこの言葉は真理だなと感じます。
アメリカに赴任して思うことは日本人の英語力は他国の人に大きく劣っているわけではないということです。
ただ,英語を話すことを躊躇ってしまうがために英語ができないように映ってしまいます。
こちらにいる他国の人はめちゃくちゃな英語でもとにかく自分の考えや主張を伝えるよう務めます。
そして,現地の人たちは精一杯その言葉を受け取ろうとしてくれます。
現に僕の妻はこちらの大学のESL(English as Second Language)のクラスでリーディングとライティングのテストで1番を取っていますが,スピーキングの授業では全く話すことができず先生に心配されていたほどです。

そこで私の経験及び後述する書籍から学んだ英語学習で大切だと思うことを以下に記載します。

①目的を明確にして,常に意識すること
色々な方のお話を聞いていると,漠然とした思いで英語を学習している方は特に挫折してしまいがちなように思います。
何としても達成したい目標を見つけることが英語学習のモチベーションを引き出してくれるのだと思います。
仕事で英語が必要な人以外で英語力が伸びたとよく聞くのは,『絶対にアメリカで生活したい!』『好きな海外ドラマを英語で理解したい!』『アメリカ人と結婚したい!』という強い思いを持った人だったりします。

②少しずつでもいいので継続すること
日本語は英語とは遠縁な語学なので,英語の習得には2760時間が必要であるというデータがあります。
1日3時間勉強しても約920日(約2年190日)かかる計算です。
仮に中学・高校教育で800時間学習しているとすると,残り1960時間なので,それでも約653日(約1年288日)かかることになります。
これだけ学習時間を要することなので少しずつでも継続することがとにかく大切だと思います。
そのためには,『楽しいと思える方法で学ぶ』『学習方法に納得感を持つ』『趣味を英語で楽しむ』などの工夫が必要です。

③とにかく実践で使ってみる
僕もそうですが,アウトプットは特に日本人が苦手としているスキルだと思います。インプットだけでは実践では生かせないことが往々にしてあるので,恥をかいてでもアウトプットをする機会を作って英語に慣れることが,実践で使える英語力の成長に繋がると思います。
アウトプットの機会ですが,英会話教室はやや値段が張りますが,オンライン英会話は比較的安く受講できる(しかもやろうと思えば毎日できる!)ので,アウトプットの機会がない方はオンライン英会話を活用するのも良いかと思います。

●参考書籍

▶︎ 最後に僕の好きな英語学習ツール

⓪おすすめ勉強法導入編
・世界の果てまでイッテQの出川イングリッシュ
・関ジャニクロニクルの英語の伝言ゲーム
・No Good TVのAlterNative English

①おすすめ勉強法レベル1
・スマホを英語モードにする。
・メルマガ登録をしてコツコツと語彙数を増やす;YOSHIのネイティブフレーズ,Hapa英会話
・英語学習系のYouTubeを見る;BilinGirl English,Hapa英会話,Atsueigo,大人のフォニックス(発音系)
・Podcastで英語学習系の動画を見る;GABA G Style English

②おすすめ勉強法レベル2
・Netflixで映画やドラマを英語音声・英語字幕+日本語字幕でみる。『Chrome拡張 LLN』で検索してみてください。
・PodcastやYouTubeでネイティブの動画を見る;(僕のおすすめ)Steve Jobsの製品発表やスピーチ,Michael Sandelの白熱教室
・PodcastでNHK World NEWSを毎日聞く。
・Voicyで好きな英語チャンネルを見つける。

③おすすめ勉強法レベル3
・Netflixで映画やドラマを英語音声・英語字幕で見る。
・YouTubeなどで字幕なしで動画を見てみる。
・英語の定型分を身につける;『相手を動かす英文メールの書き方』
・自分の興味のあるトピックのグローバルの動向を記事やレポートで読んでみる。

私もまだまだ英語学習中の身ですので間違ったことを言っておりましたら申し訳ございません。
今回の記事に関しましてご質問等ありましたらお気軽にご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします。

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